...と言う事で。

先日、久しぶりに渋谷に行ってまいりました。

 

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ちょうどヒマな日にコレを思い出して…

あら、今日が最終日じゃん!って。びっくり

 

 

森永小枝チョコレートのCMに出ていた頃からのファンです。

 

ギター王子、現る!おねがい

 

そんな感じで…

そりゃ〜センセーショナルな登場でした…。

 

デビューの時は、ミュージシャンというより…どちらかと言うとギターアイドルって感じでしたからね…

まあ、本人不本意ながら、そういう売り方されちゃったのよね。

 

コメディーショーやドラマにも出てた…いや、出されてましたからね。

(^_^;)

 

そしてある日、本来の自分の姿へと戻っていったわけです…。

 

いつの時代も…ずっと変わらない…

こんなカッコいい日本人ギタリストが他にいるでしょうか…

 

Char

69歳です…。

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「日本三大ギタリスト」なんて、日本人特有のなんとも曖昧な括りがありますが…

それでいくと、Charの名前が出たり出なかったりします。

必ず入っているのは布袋寅泰さんで、あとは松本孝弘さんもですかね…。

 

日本三大稲荷…みたいに。

伏見稲荷、豊川稲荷…

そして3番目は笠間稲荷になったり、祐徳稲荷になったり…

その地域やその人それぞれで変わる…みたいな感じです。

 

布袋寅泰さんと松本孝弘さん。

2人に共通していることは、共にエンターテイメント界に際立っているという事。

当然、世間が観る機会が増えますから、いわゆる『知っている』人が多いわけです。

 

ウチの子のようなZ世代の子は、布袋寅泰や松本孝弘は知っていても、Charを知らない子がほとんどです。

知らないんだから、日本三大に入れようがありません。

 

僕の勝手な見解ですが、Charはそれほどエンターテイメントには興味がなく、常に自分のやりたい事をやってるって印象です。

 

初期のCharはテレビ番組で、ステージ衣装で着飾った歌手たちの中、Tシャツにボロのジーンズ(高価なビンテージ物だったんだけどね)、そして極め付け、ボロのビーチサンダルで登場するといった、一見、エンターテイメントをナメてるような行動をする事もしばしばあって、それが逆に僕としてはカッコ良かった…。

 

さて。

Charの昔話をすると尽きないので…

 

渋谷で行われていたCharイベントです…

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いきなり。

入口で頂きました。

 

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いや〜エントランスからテンション上がりますなぁ〜!!!

 

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【Charのムスタングと言ったらコレ!】

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おおおーーっ!こ、こ、コレは!

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FUCK YOU!Mustang!

あの頃はもっと白かったが…随分と黄ばんだなぁ…

ダイモで打たれた“FUCK YOU”テープ。

僕がテレビで観た時は黒のテープだったけど…貼り直したのかな?

セレクトスイッチも黒から白に変わってるね。

 

あの頃はとにかくムスタング欲しくてね。

もちろん本物(Fender)なんて買えないから、コピーブランドで探すわけだけど…

でもこのバージョンのムスタング(白いボディーにべっ甲ピックガード)なんてどこのコピーブランドも作ってなかったんだよね…。

 

で。

少し経って…

フェルナンデスから、待望の白にべっ甲仕様のムスタングが発売されたのよ。

しかし…

べっ甲の色が違うんだよね…

こんな風に赤く無いのよ。こげ茶って感じだったかな?

 

でも嬉しくて買ったよね。

で、それ買ってピックガードを上から赤く塗って失敗した思い出がある。

 

未だかつて、ここまで真っ赤なべっ甲ピックガードなんて、リアルヴィンテージでしか見たことがない…

長い年月で起こる経年劣化による色褪せでこの様な色になるらしいね…。

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しばし見惚れてこのギターの前から動けなかったよ…

気がついたら…次の人が僕の後ろで待ってって…

「あ、すみません」って言ったら。

「分かりますよ…見入っちゃいますよね!」って優しく言ってくれた…。

 

有名アーティストのギターそのものを、こんなにも欲しいと思ったのは、後にも先にもこのムスタングくらいだと思う…

それだけ思い出深いギターですね…