...と言う事で。

 

今日は廉価モデルの話ですよ。

 

 

今やコンピュータ数値制御機能を持つルーターなど、木材加工機器ってものはびっくりするほど優れているわけですよ。

 

すなわち、それを親会社が供給できる場所であれば、もはやどこの国で誰が作っても、ギター本体に関しては同様のクオリティに仕上がってしまうのです。

スクワイヤー(フェンダー)やエピフォン(ギブソン)も、ここ十年くらいかなり物は良いですもんね…。

 

なので、廉価モデルがレギュラーモデルと意外に大差が無い…ってのも、べつに不思議なことではないのよ。

もはやその価格の差を生んでいるのは、それを作る国の人件費が一番の要因なんですよね…。


 

じゃ、じゃ。

他にどこで差がつくの?…っていうと。

パーツなんですよ!

 

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たとえ高価なレギュラーモデルでも、必ずしも優秀なパーツが付いているとは限りません。

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だから物によっては重要な部分だけ総取っ替えする時もあります。

 

それだけでかなり良くなりますからね。

 

ざっとこんな感じです。

ピックアップを真っ先に考える人も多いですが、優先順位で言ったらそれほど重要ではないですよ!

むしろ交換の必要などありません。

 

一番は弦が直接触れている部分ですかね。

ブリッジのサドル、ナット、チューナーペグですよね。

 

サドルはあまり物自体の不具合ってのは無いと思うけど、ナットとペグはあるよね…

 

チューニングが安定しないのはナットが原因って事がけっこうあるので、ひとまず1ヶ月くらい弾いてみて様子見ですね。

ナットが馴染んで安定してくる場合もありますからね…。

 

チューナーペグは高いので、よっぽどでない限りそのままでも良いとは思いますが…

やっぱり優秀なメーカーの物は安定性がまったく違うんですよ。

 

だからこの二つは、余裕があれば交換しちゃっても良いかもね。

 

 

あとは耐久性を考えて電装パーツのスイッチ、ジャック、ポットですね。

これも不具合がでてからでも良いですが、僕の場合は最初っから(ギター購入時に)交換しちゃいます。

 

とくにコスト管理に敏感な日系ブランド(フェンダージャパンも含む)物は電装の不具合を度々耳にします。

そのへん、良くも悪くも大雑把がゆえに無骨で丈夫な物づくりをするアメリカ製は強い印象ですね。

 

 

さて。

このパーツ交換も、自分で出来ればそれに越したことはないのですが…

(工賃だけで1万5千円とかかかっちゃうので…)

 

でも、それには工具も技術も必要になってきますので…

下手にするより僕は無難にプロにお任せします。

 

これで自分だけの逸品ギターの完成です。

 

トータルで見ても、親ブランドのレギュラーモデル本体価格に及ばないですからね。

 

ネームバリューより質を優先させると、こっちの方がお得感ありますよ!