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MAGOです。

ありがとうございます。

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さて。

スクワイヤーと言えば。

最上位グレードの『クラッシックヴァイブシリーズ』を常々オススメしていますが。

それは、廉価ブランドとはいえ高品位で、廉価ブランドだからこその5万円ちょいという価格。

ひじょうにコスパの高いしっかり”使える”ギターだからです。

 

と、そう言うと以下のはダメなのか?となりますが…

実は一昔前(15年くらい前)に試奏したっきりで、最近のは分からなかったんです。

 

とにかく「クラシックヴァイブにしておけば間違いない!」みたいな感じだったので。

 

クラシックヴァイブの下には現在

 

Bullet(バレット)

実売相場20,000円前後

 

Affinity(アフィニティー)

実売相場30,000円前後

 

の2つのシリーズがあります。

 

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この2つ。

ある程度のコンセプトの違いもあるが…

おおよそこの価格帯の廉価ギターにそんな細かいこだわりを持つ人も少ないと思うのですが…

なぜこんな近い金額で2つに分けているのか?ってのが疑問です。

まあ、そうは言っても僕もそうですが、この価格帯で探す人にとっては1万円の差はかなり大きいですけどね…。

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なんだかんだ言って、初心者向けイメージの強いブランドであるので、このBullet(バレット)Affinity(アフィニティー)が一番売れているのではないでしょうか。

 

セット物(アンプやシールド、その他小物類付き)でも5万円くらいで収まります。

 

 

...と言う事で。

さっそく行ってまいりました。

実は今回、この店にはアフィニティーシリーズしかなかったので、その同じアフィニティー2本を試奏させていただきました。

 

何度かギターやピアノ、そのほかの機材などの購入でお世話になっている店なので…

…と偉ぶるわけじゃないですが。

今回は買わないのを前提でお話しして試奏させていただきました。

(^_^;)すみません…

 

 

この2本は色違いだけのまったく同じモデルです。

 

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ギターってのは1本だけじゃ分からないですからね。

本当は少なくても同じモデル3本は弾きたいところです。

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アンプはスタジオには必ずあると言ってよいジャズコーラスを使ってみました。

 

まずはジャキっ!とひとストロークした瞬間。

 

なな、なにぃ!

な、なんじゃコレ!

 

予想と全然違うぞ…

ヤバいくらい気持ちいい…

 

はい!

これくださーい!

 

いやいや〜…

たいへん申し訳ないけど。

もっと安っぽいサウンドを想像してましたよ…

 

はっきり言って…

カスタムショップにも勝てる気がする。

 

それこそこれ、プロが弾いたらヤバいですよ。

 

単音弾きではコンプがかったパキパキとしたサウンド。

ストロークでのジャリっとした歯切れの良い音!

 

出るわ出るわ、出過ぎるくらい前に出る!

いわゆるベルトーンってやつで、ストラトキャスター!ここにあり!って感じです。

 

実はこれ。

アンプのJC(ジャスコーラス)が一役買っているのも間違いありません…

JCは本当に優秀ですよね…

 

しかし…これですよ。

これが『ストラトキャスターの真髄』なんです。

 

やれ『材』がどうの、『パーツ』がどうの、『精度』がどうのじゃないんですよ。

そういうものでストラトの音は作られない…と、MAGOは確信しております。

 

 

さて。

今回この2つ。

まったく同じ設定(コントロールやピックアップの高さ)、そしてもちろんアンプ側も同じ設定で弾いてみましたが、明らかにサウンドが違います。

違うといってもさっき言ったキャラはどちらも同じですが出力が違う。

 

面白いですね…

いわゆる個体差ってやつです。

 

だから怖いんですよギターって。

同じ物でも絶対に何本も試奏するべきです。

 

ちなみに、白い方が断然音に圧があり太いです。

おそらく、一般的にはこっちを選んでしまうでしょうね。

 

ただ出力があれば良いってもんでもなくてですね…

僕としては出力の弱いサーフグリーンの方がコントロールしやすくて好みかな…。

 

そしてこの2つ。

なんと言っても『Made in China』なんですよ!

(スクワイヤーではChina製とIndonesia製が混在しています)

 

最近はなんでもインドネシア製が目立って来まして、もちろんスクワイヤーもほとんどがそうなんですが。

ことスクワイヤーに関して言えばChina製の方が断然に優秀なのは否めません。

 

なぜ中国製が良いのか?…って話は長くなるので割愛。

(^_^;)

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...と言う事で。

アフィニティーですが。

 

当然ではありますが、さすがにこの価格帯ですので。

仕上げの点ではそこまで神経質に作られておりません。

 

フレットにも若干のバリがあります。

(まったく問題のないレベルです)

 

ですが、一昔前にくらべて確実に質は上がっている印象です。

ネックの状態もかなり良かったし、フレットなんて弾いてりゃ滑らかになってきますから。

逆に、この価格でここまでの完成度はすごいです。

 

チューニング精度は、まだ新しいのに2本ともかなり良い感じです。

 

これで3万円だもんね。

なんか1本買っておこうかな…

そう思っちゃうくらい良いギターでした。

 

普通にこれでライブできちゃいますよ!

 

Affinity Series Stratocaster

¥32,890(税込)

もはやこれで十分かも。

ストラトとしてはこれで完成されています。

 

 

Roland JC-22/Jazz Chorus

実売¥41,800(税込)

ヘヴィーな曲をやらない限り、ストラト使いならこれ買っておけば間違いない!