...と言う事で。

MAGOです。

 

ギブソンのギター『SG』のお話です。

『SG』って...

リッドターの略です...。

 

1960年の後半に発表された、ストラトキャスターやレスポールと同様、伝統的なエレキギターの一つです。

当初はレスポールの後続モデルとして考えられていたようですが、結局は単独モデルとしてとても人気があります…って。

そういう話は他で散々書かれていますので…

ここでは簡単に僕が見たSGの印象ってのを語っていきます。

 

 

と言っても。

SGは『ギブソン』のギターですからね…

 

そのギブソンの中では比較的安価なモデルではありますが、それでも安いモデルで15万円くらいはします。

ちょっと気になるからと言って簡単に買える代物ではないのです。

 

 

ということで。

Epiphone SG Standard 60s 

 

今回は本家ギブソンより売れているというEpiphone(エピフォン)のSGです。

61年製ギブソンSG初期モデルを再現したモデルになります。

 

エピフォンはギブソンのブランドです。

すなわち、これも正式にSGです。

 

まず驚くのは、この価格(実売5万円くらいです)ですが、造りがしっかりしてむしろ高級感が漂っている点です。

そして音がまた良い!

おおよそチャカチャカした安っぽいサウンドを予想してましたが、しっかりレスポールっぽい甘い音もしっかり出ます。

 

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前にもエピフォンのレスポールカスタムを試奏した時に驚いたのですが、近年?のエピフォン はとても造りが良い印象です。

サウンドも含め『本家に負けず劣らず』と言っても良いような優秀な当たりに度々遭遇します。

 

いまだに生産国が中国と聞いただけで不安になる人もいますが、それはもはや時代遅れな考え方です。

造りの良し悪しは、国と言うよりそのメーカー次第です。

 

実はエピフォンが作られるのは歴としたギブソンの自社工場です。

そこには長年の経験と実績があり、熟練工もいて品質管理もしっかりしているので、価格の割に質の良い物ができる事は決して不思議な事ではありません。

 

最近は中国でも人件費が高騰してきたようで、今後フェンダースクワイヤーの様にインドネシア等の受託工場へシフトしてしまわなければいいですね...

早く買っておいた方がいいかも。

( ´艸`)

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ギブソンのネックといえばぶっといUシェイプてのが伝統で、僕も含め手の小さな人だとちょいと握りづらい感があるのですが、こちらのネックはかなりスリムです。

もっと丸くてもいいんじゃない?って思うくらいです。

そしてミディアムスケールと言って、フレット間がストラトキャスターなどに比べると広くいないので、手の小さな人でも押さえやすいネックです。

弦のテンション(張り)も柔らかいのでなさらに押さえやすいです。

 

ボディが薄くて軽く、取り回しが良いです。

この点はSGの良い点ですね。

そして弾きやすいわけですから。

そういうギターは、常に手にしたくなります。

すなわち、上達も早いです。

 

ただ、注意点と言うか、僕が唯一気になる点が一つ。

それは、普段ストラトキャスターを弾いていて、これに持ち替えるとネックのポジションが遠くなる点です。

座って弾いている分にはさほど感じないのですが、ストラップで立って弾く時、ストラトキャスターはストラップのフロントの付け位置が12フレット辺りなのに対し、SGは20フレット辺りなんです。

つまりハイフレット側8フレット分遠くなるって事です。

これがまた結構違和感で間違えちゃうから、押さえているフレットを見ながら弾くことになっちゃいます。

だからギターを右腰側で構えるようにして弾きます。

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以前不評だったヘッドの形状もオリジナルに近いものになったし、

【旧タイプ】

      下矢印

【新タイプ】

むしろ本家よりスッキリしていて、そんな謙虚な部分が僕は好きです。

 

 

という事で。

フェンダーにムスタングあらば、ギブソンにSGあり!といった感じで、女の子が持つにも可愛らしいギターだと思います。

こんなこと書いてたらまた欲しくなっきちゃった。