...と言う事で。
MAGOです。
僕の6本目のストラトキャスター。
昔話です。
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とうとう...
市場から、フェンダーメキシコの名器『Classicシリーズ』が姿を消し始めました...
事情はよく知りませんが…
2015年にフェンダーの日本法人が設立され、価格的にカブるJapan製フェンダーとの棲み分けという観点からでしょうか...
また近年、木材の高騰により価格も全体的に上がっています。
『Classicシリーズ』というのはとても質の良いモデルですので、そういった事情ですと当然値上げせざるを得ませんが…
ただ、同じモデル名で価格を上げると「単なる値上げ...」って印象になってしまいます。
そこで、2019年に“Vintera”シリーズが発売されます。
なんとなく革新的な事も書かれていますが…
はっきり言って“Classic”シリーズそのまんまです。
しかし、実売価格は倍近く跳ね上がっています。
そこで、同メキシコ製から“Player”シリーズという、いわゆるそれまで“Classic”シリーズが担ってきた低価格帯モデルが登場します。
ただ当然のことながら、かなりのローコストモデルです。
とは言え、けして悪い物ではなく、僕が試奏した個体ではサウンド的にもかなり良く驚きました。
ただ残念なのは、“Player”シリーズには往年の50s〜70sを踏襲する物は全くなく、いわゆるモダン趣向の形に統一されています。
これは真のフェンダーフリークには残念な部分だと思います。
現在、フェンダーメキシコ“Classic”シリーズをお持ちの方。
手放すことのないよう大切にしてください。
今後、“Classic”シリーズのような味のある個体は出てこないかもしれません。
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さて...困ったものです...
特別仕様やビンテージ物は別として。
ハッキリ言ってレギュラーモデルに十数万も払う気にはなれません。
気分で気軽に買い換えられる、ギリギリの金額でいて欲しいのです。
渋谷にある某有名楽器店に、こんなフェンダーメキシコが残っていました...。
50sに60sのピックガードが付いてるって感じの、ちょっと変わったモデルです。
限定として出ていた物らしく価格は7万円ほどでした。
もともと9万円くらいのスタンダードモデルらしいですが...
『傷あり特価品』として値下げていました。
もちろん傷などありません。
『傷あり...』はあくまでも建前。
『売れ残り品』とか『在庫整理品』とは書けませんからね。
コレがまた、なかなかの心地良いネックで一発で気に入りました。
サウンド的には正直それほどの感動は無かったですが…
ブロンドカラーが美しく、つい衝動買いしました。