...と言う事で。

MAGOです。

 

1990年頃の昔話です。

今回は3本目のストラトです。

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それまで使っていたフェンダージャパンのストラトが結構優秀だったからね...

調子に乗ってフェンダージャパン、もう一本買おうかなって…


まあ所詮、USAは買えないし...

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で、早速!

久しぶりの楽器屋めぐりですねぇ〜ラブラブ

 

そこで...

気に入ったモデルあったんで試奏した...

のですが!!!びっくり

 

 

 

フレット処理は荒くバリバ〜リ!

ネックの握りが...全然しっくりこない...

 

どうしたフェンダージャパン・・・ガーン

 

 

ショップの人に聞いたら...

「今は製造会社が変わった...」との事。

「中国などで部材を作って、最終的に日本で組み立てている...」

と聞かされました。

 

Crafted in Japan』という表記はそのせいか?・・・

 

現在では中国のギター製造工場もかなりハイレベルになっています

が...

この頃はまだ試行錯誤な状態だったのかもしれません・・・

製造工場も分散したり変わったりで、品質にバラつきがあった時代といえます。

 

もはや...

『優秀な日本製フェンダー』は、少なくともそこには無かったのです...

 

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たとえ同じブランドでも、お家の事情でいわゆる低迷期ってもんがあるようです。

それはフェンダーに限らずなんでしょうね。

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で。

とりあえずは、まだフジゲン製のフェンダージャパンを持っていたので、引き続きそれを使っていました。

 

そんな最中。

 

またまたお気に入りの場所、ロサンゼルスに行くことに!

 

そこでハリウウッドのギター屋で見つけたのがコレ!

 

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【Fender American standard Stratocaster】

 

なんと日本円換算で8万円ちょいで購入したんですよ。

当時でもFenderUSAは高額だったですからね...

 

とにかく、念願の初フェンダーUSAに心躍る気持ちでしたよ!

 

サウンドがどうのとか関係なく、憧れのUSA製というのと、日本とのその価格差で衝動買いしましたね。

 

写真ではわかりづらいのですが、クロムレッドというアルミの表面みたいな珍しいカラーだったんです。

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ただ日本に持ち帰り、しばらくは持っていたのですが...

ほとんど弾かなかったです。

 

もっぱら弾くのはフェンダージャパンの方で、ライブでもそっちを使っていました。

音が良いと言うより、ネックのフィーリングも含めジャパンの方が僕好みだったんでしょうね。

 

なんか...うまく言い表せないんだけど...

USAの方は、新しいギターって感じ?

洗礼されてるって言うか...カッチリし過ぎているって言うか...

冷たい感じがしたのよね。

 

フジゲンの方が音にもネックのフィーリングにも温かみがあったのです。

 

初めてのフェンダーUSAだったけど...

それが僕の印象になっちゃって、以来とくにフェンダーUSAだから...って理由では見なくなりましたね。

 

まあ、おそらくレオフェンダーが社を離れた70年以降のフェンダーは、全く別物になっていたんでしょうね...

 

とは言え。

せっかく良いギターなのに弾かないのはもったいないです。

思い切って欲しい人に売りました。

まだまだその頃は『USA至上主義』ってのも今以上に強かったので、7万円で即効で売れました。

ハードケース付き新品同様レアカラーですからね。

 

 

とても短い期間でしたが、僕の3本目のストラトでした・・・