昨日12月1日は、私のソロコンサートの日でした。
大台町旧宮川村にあるフォレストピアホテルで毎年一回のペースで開催しているコンサートです。
今までは春、夏に開いてきたので、今年は秋冬ものの曲をそろえて昨日開きました。このころはモミジがきれいかなという予想がばっちり当たって、目も覚めるような紅葉に囲まれていました。国道42号線から宮川方面に折れると、道沿いにたくさんもみじの木が植えられていて、見事でした。どこにも紅葉見物に行ってなかったけど、これで十分だと思いました。
ケーキとお茶付き1500円で、会場の広さから45人で募集したのですが、あとからあとから申し込みが来て、最終57人になりました。ホテル側は、ちょっとーーーと難色を示されましたが、何とか入れてもらいました。
プログラムは
もみじ
冬景色
霧と話した
そこにあなたがいてくださることは
ペチカ
かやの木山の
曼殊沙華
一曲づつ解説を入れてから歌いました。私の母の晩年に、冬景色を歌ってやったら、小学校の音楽室と教えてくれた先生も思い出したと、目を真っ赤にして聞いていた話。かやの実の匂いを風が運んでくる家に住んでいたという、辞世の歌のような短歌を残して亡くなられた檀家さんのご婦人の話。
特に曼殊沙華は、解説を入れないと、この歌の持つ重い雰囲気をわかってもらえませんね。死んだ子の年を数えて、泣きながら彼岸花を摘む女性の歌です。

お茶の時間を挟んで、フルートのソロ、そのあとは仏教讃歌を4曲歌いました。仏教讃歌の間に挟んで、シューベルトのアヴェ・マリアも歌いました。学生時代から何度も歌った曲ですが、ドイツ語と日本語で歌いました。
このアヴェ・マリアに関しても解説を入れました。クリスマスシーズンで、ホテルもきれいにクリスマスムードになっています。この解説はマリア様に関してで、キリスト教が圧倒的に多いヨーロッパでも農村部に行くとマリア信仰が盛んだという話を以前に聞いたことがあるのです。駒澤大学の宗教学の先生のお話で『「今年も小麦がたくさん採れますように」とか「牛がいっぱいお乳を出してくれて、おいしいチーズが出来ますように」などお祈りするのは、イエス様ではなくて、やっぱりマリア様のほうがいいんですよ』と言われたことを覚えていたのです。
最後に「もみじ」を皆さんで合唱してコンサートを終えました。楽しく充実した一日でした。コンサートを前にピアノとフルートと合わせる練習を、何度も伊勢市のピアニスト宅でしたのですが、その練習も楽しくて仕方ない時間でした。この歳になって、こんな楽しい時間を持てることは本当に幸せだと思いました。

今日からはテアトロ合唱団の練習を再開です。トゥーランドットです。まだまだ楽しみが続いてありがたいです。