今日12月8日は、仏教寺院にとって大切な日、成道会の日です。

うちの寺では、金曜日が梅花のお稽古日なので、2日早いけど

12月6日(金)に成道会のお勤めをしました。

 

毎年12月1日から8日までこの掛け軸が本堂にかけられます。

過酷すぎる修行に明け暮れたけれど、結局悟りが得られず、山を下りて、菩提樹の下で瞑想に入られて、悟りを開かれたということです。

 

この山を下りて心身ともに弱っていた時に、村娘スジャーがささげた乳粥のことなど、毎年同じ話ですがと言いながら、住職が法話をしました。毎年ほとんど同じ話というのが、私は気に入っています。今年もこの話を聞く日が来たなあと,感慨深いです。

 

ご詠歌の講員さんたちには、乳粥の代わりに、ヨーグルトを毎年お配りしています。

 

この日は、成道会の後、講員さんたちとささやかな忘年会をしました。近くの料理屋さんからお弁当を取って、座敷でわいわいお話をしながらいただきました。超高齢者の集団である梅花講員さんですが、皆さんお元気で、この後釣りに行くのだという人もいてビックリです。錦の海岸でアジを釣るそうです。

 

これから年末にかけてなにかと忙しい毎日ですが、体調に気を付けて過ごしたいと思います。

 

昨日12月1日は、私のソロコンサートの日でした。

大台町旧宮川村にあるフォレストピアホテルで毎年一回のペースで開催しているコンサートです。

 

今までは春、夏に開いてきたので、今年は秋冬ものの曲をそろえて昨日開きました。このころはモミジがきれいかなという予想がばっちり当たって、目も覚めるような紅葉に囲まれていました。国道42号線から宮川方面に折れると、道沿いにたくさんもみじの木が植えられていて、見事でした。どこにも紅葉見物に行ってなかったけど、これで十分だと思いました。

 

ケーキとお茶付き1500円で、会場の広さから45人で募集したのですが、あとからあとから申し込みが来て、最終57人になりました。ホテル側は、ちょっとーーーと難色を示されましたが、何とか入れてもらいました。

 

プログラムは

もみじ

冬景色

霧と話した

そこにあなたがいてくださることは

ペチカ

かやの木山の

曼殊沙華

 

一曲づつ解説を入れてから歌いました。私の母の晩年に、冬景色を歌ってやったら、小学校の音楽室と教えてくれた先生も思い出したと、目を真っ赤にして聞いていた話。かやの実の匂いを風が運んでくる家に住んでいたという、辞世の歌のような短歌を残して亡くなられた檀家さんのご婦人の話。

 

特に曼殊沙華は、解説を入れないと、この歌の持つ重い雰囲気をわかってもらえませんね。死んだ子の年を数えて、泣きながら彼岸花を摘む女性の歌です。

お茶の時間を挟んで、フルートのソロ、そのあとは仏教讃歌を4曲歌いました。仏教讃歌の間に挟んで、シューベルトのアヴェ・マリアも歌いました。学生時代から何度も歌った曲ですが、ドイツ語と日本語で歌いました。

 

このアヴェ・マリアに関しても解説を入れました。クリスマスシーズンで、ホテルもきれいにクリスマスムードになっています。この解説はマリア様に関してで、キリスト教が圧倒的に多いヨーロッパでも農村部に行くとマリア信仰が盛んだという話を以前に聞いたことがあるのです。駒澤大学の宗教学の先生のお話で『「今年も小麦がたくさん採れますように」とか「牛がいっぱいお乳を出してくれて、おいしいチーズが出来ますように」などお祈りするのは、イエス様ではなくて、やっぱりマリア様のほうがいいんですよ』と言われたことを覚えていたのです。

 

最後に「もみじ」を皆さんで合唱してコンサートを終えました。楽しく充実した一日でした。コンサートを前にピアノとフルートと合わせる練習を、何度も伊勢市のピアニスト宅でしたのですが、その練習も楽しくて仕方ない時間でした。この歳になって、こんな楽しい時間を持てることは本当に幸せだと思いました。

 

今日からはテアトロ合唱団の練習を再開です。トゥーランドットです。まだまだ楽しみが続いてありがたいです。

 

もう秋が終わりそうな今日この頃ですが、ここ2,3日の冷え込みで、境内のモミジのうち、玄関前の一本がきれいな色になりました。

このモミジの木は、年によっていろいろですが、今年はきれいな紅葉をしてくれたと思います。この赤い色が玄関の硝子戸を通して、玄関も赤くなっています。

 

紅葉見物のために、あちこちの行楽地が大変な賑わいのようですが、私も住職も紅葉見物にはめったに出かけません。境内のモミジの木がこの後も次々ときれいな紅葉を見せてくれるからです。何年か前に寺から遠くない「網掛け山」とかいう紅葉の名所に行ったことがありますが、今年はそのあたりでクマが出たらしくて、もういけません。

 

昨日は寺族会の親睦ばす旅行で、名古屋市東区にある永平寺別院へ行ってきました。ビルの並ぶ都会の真ん中にある寺で、福井県の永平寺とはかなり周りが違います。立派なお寺ですが、敷地に制約があるのか、階段が多く、足の悪い人はちょっと辛いかと思いました。

 

そのあと、劇団四季の「ばけものの子」を見に行きました。旅行会社さんがいい席を取ってくれたので、キャストの顔もよく見えました。何年か前に、ここで義理の妹と一緒に「ノートルダムの鐘」を見ましたが、その時に比べてプロジェクションマッピングの技術が進化したのか、大道具との組み合わせで、凄い迫力でした。雨が降るシーンでは、本当に降っているようで、濡れたら大変という気分でした。

 

お天気も良く、紅葉も見られて、いい旅行でした。何より近いので行程が楽でした。またこんな機会に観劇が出来たらと思います。

 

12月1日(日)の私のコンサートが迫ってきました。45人定員で募集したのですが、あとからあとから申し込みが来て、57人になりました。55人までは会場のホテルもすんなり承諾してくれたのですが、さすがに57人となるとかなり難色を示されました。そこをなんとかとたのんでOKをもらいました。今まで経験のない人数で、どうなることかと思いますが、57人のうち半分くらいは私と面識がない人で、知り合いの友達が友達を読んでくるというパターンです。ありがたいことです。頑張らなくちゃと思います。