さる5月18日(金)~20日(日)と、弟の新居を見に横浜へ行ってきました。私には弟が二人いて、上の弟は実家の四日市にいますが、下の弟は、この年末に横浜のマンションを買って引っ越ししたので、上の弟夫婦と一緒にお祝いをもって見に行ってきました。

 

下の弟は、会社の研究所が静岡県の裾野市にあり、そこで長く暮らしていました。二人の子供もそれぞれ独立し、今は定年を延長して働いています。富士山がすごい迫力で見える絶景の地なので、とても気に入っていたのですが、これから先高齢になって車が乗れなくなったときに、ここではどうしようもない(それはそっくり、私の住む町にも当てはまるけど)ので、裾野市の社宅代わりにしてもらっていた一戸立ちの家を出て、車なしでも住める都会に引っ越したのです。

 

新居のある横浜青葉台は、かなり坂のある街でした。駅のまわりにはありとあらゆるお店があるし、田園都市線で30分で渋谷に行けます。今の勤務地川崎にも近くて、弟夫婦はここに決めたようです。

 

この弟も、今でこそゆったりと暮らしていますが、若い時は残業や出張でとても大変だったようです。上の弟も15年間会社からの出向で家族と共に海外勤務をしてきました。今は定年になって、実家に戻り悠々と暮らしていますが、海外での暮らしはこちらも大変だったようです。でも二人とも体を壊すことなく、定年まで働けて本当に良かったと思います。

 

それから私が自慢したいのは、昔からずっと今も兄弟の仲がいいことです。それも結婚してからの方が、奥さんたちも含めて仲良くしています。もし奥さんがいなかったら、弟とは共通の話題も少なく、疎遠になっていたかもしれません。特に四日市の弟夫婦とは2か月に一度くらい四日市で会ってランチしながらおしゃべりしています。私には女の兄弟がいないので、義妹から「お姉さん、お姉さん」と言ってもらうのがうれしくて仕方ありません。

 

私はこうして兄弟仲良く付き合ってのいけるのは、両親がそういう風に育ててくれたからだと思っています。今朝も位牌堂の両親の位牌にお茶を供えながら、横浜の弟の家に行ってきたことを報告しました。両親に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

さてその都会のマンション暮らしですが、私の暮らしとは何もかもが対極にあるほどの違いです。草取りはしなくてもいいし、ちょっと電車に乗れば、いえ電車に乗らなくても、おしゃれなお店がいっぱいある暮らしです。少しうらやましくはありますが(3日ぐらいなら暮らしてみたい気もしますが)、でも田舎暮らしもいいものです。毎日うぐいすの声を聞いて暮らせるし、野菜も魚も新鮮でおいしいし。

 

それから、もうひとつ感じたことは、弟たちと皆で駅近くのイタリアンのお店に入って、パスタやピザを食べたのですが、多気町にある「クラブイタリー」の方が、お店の雰囲気も器(お皿)もおしゃれだと思いましたし、味もそれほど変わりません。紀北町にある{秀}のジャンボエビフライは、都会ではあの値段では無理でしょう。志摩市鵜方駅そばの、東山物産のうな重は、四日市で食べるうな重よりずっとおいしいのです。

今の日本は全国どこにでも、おいしいお店があるのだなあと思います。

 

今日は青空が広がって気持ちいい日ですが、季節は梅雨に向かいますね。皆様体調管理してお過ごしください。