今日3月31日は2018年の桜コンサートの日です。春が来た喜びを皆で分かち合うというコンサートながら、今年の桜は一週間前に満開になってしまい、少し残念なコンサートとなりました。

 

一週間前のブログで、満開の桜の写真を載せました。同じころ民放のテレビで、大紀町の枝垂れ桜として放送されたらしく、23日~25日は連日すごい人で、寺にしては広い目の駐車場もつねに満車でした。この桜がいつまでもつのかと、気を揉みました。何とか木曜日までは花があったのですが、昨日  金曜日の強風でほとんど散ってしまいました。

 

少し残った花と、少し緑色の葉っぱが出かかったのが、今日の桜です。

 

それほど寒くなかったのと、雨の心配がなかったのがせめてもの救いでした。

 

朝8時半から、総代さんに出合いで出てもらい、舞台の組み立てをしました。今年は5人出てくれたので、仕事もスムーズに進みました。

 

10時からリハーサルで、午後1時からコンサートスタートです。

コーラスかすみ草、コールリーラ、マーヤの会の、いつもの3つの合唱団が入れ替わり演奏し、その後にみなで仏教讃歌を歌いました。

 

コーラス後半はいつもの春の歌7曲を歌いました。歌っている間も、桜の花びらが頭上から降り注ぎます。これはなかなか風情のあるものでした。

 

コーラスのあとは、私がソロで「ほんとにきれい」「さくら横丁」を歌いました。

このコンサートではもう何度も歌っている曲ですが、青空の下、青い山や色とりどりの花を望みながら歌う気分はなにものにも替えがたいものです。世の中に歌手は沢山いるでしょうが、こんな舞台で歌える人はそうそういないと思います。贅沢この上ない舞台です。

 

私達のあとは、檀家さんの男声デュオ「ベンベンバンド」と、宮川流域フォークアンサンブルの方が歌ってくれて、3時に無事終了です。

 

お客さんには、近所の方々たちの他に、私の知り合いの方もたくさん来てくれました。寺族会でご一緒している紀北町の寺族さんは、お母さんと一緒に。大学の合唱団の同窓会で知り合った後輩(この人は楽譜の移調、楽譜起こしでお世話になっている)は津市から来てくれました。このほか、エアロ教室の生徒さん、私の出版した本(幸せの見つけ方)を図書館で読んで桜コンサートを是非見たいと津市から来てくれた人、三重県の情報誌「凪」に載せてもらったことから、「凪」を読んだのでと、来てくれた人など。有難いことです。

 

このコンサートは大蓮寺主催なので、その準備も含めて何かと大変です。でも聴きに来てくれた人が皆さん喜んで下さり、やりがいがあります。

 

あと一週間すると4月8日の花祭りです。春はもう走り出したようですね。