4月に入りましたが、風がいつまでも冷たくて、なかなかお花見日和にはなりませんが、やっと、大蓮寺横の枝垂れ桜が満開になりました。いつもの年より一週間遅いです。
今日は日曜日なので、午前中からカメラを持った人たちがたくさんやってきました。正に千客万来です。枝垂れ桜を見た人はその流れで、大蓮寺境内に入ってくるので、境内はいつも人の話し声や、時には犬の鳴き声までしてにぎやかです。期間限定の観光寺院になったようです。もちろん拝観料は要りませんが。
老人ホームのバスが来たのか、お年寄りがたくさん桜の下で談笑しています。大蓮寺の駐車場は入れ代わり立ち代わり車が入ってきて、20台ぐらい駐車しています。
早咲きのヨシノツツジです。普通のツツジより一か月早く咲きます。
矢口桃です。桃と言っても食べられるような実はなりません。花桃です。寺に入ってきた人は皆この花を見て、「赤い桜か?」「梅か?」と言っています。名札が付けてあるのですが。
今境内はラッパスイセンが花盛りで、皆さんそちらに気を取られていますが、花壇の端っこに今年も可愛い花をつけています。スズランのような「スノードロップ」でしたっけ?今年も花をつけてくれてうれしくなりました。
今年は3月が寒かったので、外の作業が億劫で、草取りをさぼっていました。しかし、観光寺院?もどきになった今、あわてて草取りをしています。草は多少寒くても平気なようで、ぐんぐん伸びてきました。ただ、夏と違って、虫が寄ってくることもなく、汗をかくこともなく、春の日差しの下での草取りは楽しい作業です。高い木の上ではうぐいすがすっかり上手になった歌を披露してくれますし、心弾む季節です。
境内は、春の花が全部咲きそろったかというと、まだ7分くらいです。ユキヤナギも半分くらいですし、レンギョウもまだです。モクレンは咲きましたが、コブシはまだ咲いていません。あと一週間ぐらいしたらこれらの花も咲いてくるでしょう。まだお越しになっていない方は、ぜひお越しくださいませ。



