3日前から、突然秋空が広がり、今までのムシムシした夏は何だったの?という感じです。空はどこまでも青く澄んで、風もさわやか、日本の秋です。
今年の夏は、雨が多く、うちの寺大蓮寺の自慢のサルスベリは、今までにないくらい咲きませんでした。咲き始めが例年より1か月も遅れた上に、満足に花をつけず、秋になった今、ぼちぼちという感じで咲いています。そうこうしている間に、初秋の花が咲き始めました。
園芸用に改良された白い彼岸花です。毎年この花が咲くと同じ事を書いているようですが、私はこの白い彼岸花が気に入っています。改良された品種は基本的に好きでない私ですが、この彼岸花だけはこちらが好きです。もとの赤い彼岸花はちょっと毒々しくて、田んぼの縁や堤防には華やかでいいですが、寺にはちょっと…です。
酔芙蓉(すいふよう)です。まだ咲き始めですが、朝方白い花が、午後には薄いピンクに、夕方、翌日には濃いピンクになります。右の写真は八重のもので、豪華な感じです。しかしこの花は一日花で、切り花にできないのが残念です。
さて今日のタイトルは、船瀬俊介という、医療ジャーナリストの人が書いた本「やってみました一日一食」を読んだ感想です。タモリもたけしも、一日一食だそうで、また大相撲の白鵬も一食とまではいかないでしょうが小食だそうです。お相撲さんが小食?というのはにわかに信じられませんが。
世の中には健康に関する本がいっぱい出ていて、テレビや新聞でもこの手の学説は溢れていますが、私はかなり前から自分の体を見ながらいろいろ工夫してきました。
私は30年前から日本エアロビック連盟の公認指導員(インストラクター)として地域の公民館、体育館などでレッスンをしています。今も週3~4回のレッスンをこなしています。夫からは「こんな歳(この秋には65歳になる)のインストラクターも珍しいから、そのうちテレビが取材に来るかも」とひやかされています。というわけで、同じ歳の人に比べたら運動量はけっして少なくない方だと思います。そんな私でも、歳とともに同じように食事をしていても体重は増えてきました。
普通の人なら、ここで「中年太りも仕方ないか」とあきらめるところでしょうが、私はそうはいきませんでした。昔のような過激なレオタードではありませんが、体の線の出るフィットネスウエア―を着て生徒の前に立つのですから。このころに、有名な中尾和子先生のセミナーで教えてもらったことを実践しました。それは、レッスンの前には水分、ミネラルの補給飲料以外はものを食べないという方法です。
はじめはそんなことをしたらフラフラになって倒れてしまうかもと思いましたが、倒れるどころか、実際は頭が冴えて、体は軽いし、おなかも気にならないし、いいことばかり。私は夜のレッスンがほとんどですが、昼ご飯の後、水分以外は何も食べずに夜8時半ごろまでレッスンをしています。夕食は帰ってから、ビールも少し味わって、至福の夕食です。
レッスンの前には、食べないという方法は、コンサートの時にもそのまま応用しています。満腹に食べると頭がボーとして、集中力が落ちるのです。主催者側からお昼ご飯を出された時は、少しだけいただいて、あとは演奏後に食べます。
この方法を始めてから、もう15年ぐらいになるでしょうか。体重はすとんと落ちてベスト体重をキープできるようになりました。至福の夕食の後は、至福の睡眠がやってきます。そのうち、朝ご飯は果物と豆乳、具だくさんの味噌汁だけでいいことに気が付きました。ご飯やパンは食べなくなりました。
そして2年ほど前に南雲医師の書いた「空腹が人を健康にする」という本に出合い、私のしていることは間違ってないなあと確信しました。それからは、昼ご飯も0.5食ぐらいに減らしました。私は子供の頃から健康に恵まれていましたが、今も風邪はひかないし、体のどこにも痛いところはありません。血液検査はすべて正常、動体視力もなかなかのもので、昼間なら対向車の4ケタのナンバーがすべて読み取れます。
そして出会ったのが「やってみました一日一食」という本です。南雲医師の本にも出ていましたが、長寿遺伝子が、オンになるのは、空腹のときだということがわかったのは15年ほど前のことだそうです。
ただ、この空腹というのは人によっては苦痛になるのですね。食べないといけないという観念で、イライラしたり怒りっぽくなったりしていたのでは、この方法は無理です。空腹だ、体がいま修復してくれている、若返っているかもしれない、うれしいなあと考えられれば、OKですが。
一日3食しっかり食べなさいというのは、発育期の子供だけで、40歳を過ぎたら少しずつ減らしていくべきなのです。この延長を高齢者に当てはめると、だんだん食べなくなって自然に枯れていき、眠るように死ねるかもしれません。今の医療は反対のことをしていると本で読みました。必要以上の点滴で水膨れ状態にしているのです。
40歳を過ぎたら食べ物を減らすということは、現実問題です。長男は40歳になりましたが、コレステロール値が高いめと言われ、お嫁さんは私の話を聞いて肉食を減らし大豆製品に替えたりしています。
この本でも、牛乳と肉食はダメだとはっきり書いてありました。タバコを吸っていても長生きする人や、肉をガンガン食べても病気にならない人もいて、この手の話は諸説紛々きりがありませんが、でも私は今まで感じたことと実践したことを合わせて、この線でこれからも行くつもりです。
家では昔、犬を飼っていましたが、今はウサギを飼っています。ウサギのラミちゃんは、鳴きもせずにおとなしく、えさをもらうと、体中で喜んでかわいいです。この子の毛皮をはいで襟に付けようかとか、お肉を食べようかなんて決して思いません。想像するだけでもおぞましいです。動物はみんなかわいい存在です。牛も豚も鳥も。
ラミちゃんのえさを見ていて、ふっとおかしくなりました。緑色のペレット状のもので、草などを固めたものです。私が最近よく食べている大豆の製品となんかよく似ているので、「ラミちゃんと私たちは友達だね」と言ってやりました。
