$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-宮戸小学校1(撮影:今野強)

わたしたちにとっての2回目の被災地演奏です。
初日の8月28日(日)は、
宮城県東松島市を訪ねました。

被災地支援演奏の主催者は
『愛とヒューマンのコンサート委員会』
(代表:今野強さん)。
今回、東松島市での演奏を企画したのは
『葉っぱ塾』の八木文明(やぎりん兄)。
東松島市での2カ所の
演奏場所を探してくださったのは
東松島市宮戸島の復興の中心となっている
尾形功太郎さんです。

1回目、11時からの演奏は
宮戸小学校体育館。
ステージや客席づくりなど会場設営/撤去は
『アウトドア義援隊』として
山形、埼玉、東京から
ボランティアに参加されている3人の女性も
お手伝いくださいました。

仮設住宅から音楽好きの方々が
40人弱集まってくださいました。
1曲終わる毎に
「アルパはどこの国の楽器?」
「これはなつかしいねえ」
「(ゆかちゃんの)声もいいねえ!」などと
お客様から感想や質問が寄せられるという
アットホームな
雰囲気で終止しました。


$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-宮戸小学校(撮影:八木文明)

ある女性は
「感動しました~。CD欲しいです」
ひとしきり身の上話をされて・・・・
「海苔の養殖再開したら送りますね。
また来てください!」

こういう言葉を聞くと、
「ああ、心から楽しんでくださったのだなあ」と。
「ここに来て良かった!」とつくづく思います。

仮設住宅には入ったものの、
暮らしの立て直しはこれからでしょう。
まだまだ困難の中にある方々ですが、
表情の明るさがわたしたちを
ホッとさせてくれました。

$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-宮戸小学校2(撮影:今野強)

$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-宮戸小記念写真(撮影:八木文明)


2回目、3時からの演奏は、
矢本運動公園仮設住宅東集会所でした。
福岡市から寄付された木製家具(丸テーブル)、
メキシコ、フィリピンの子どもたちからの
励ましの手紙、
東京大田区から贈られた
緑のカーテンなどがありました。

$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-大田区から緑カーテン
東松島市仮設住宅の緑のカーテン(大田区から贈られた)


ここでも、
あかちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで
40人くらいが集まってくださり、
1時間熱心に耳を傾けてくださいました。


$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-矢本仮設集会所(撮影:八木文明)

最後にお客様と一緒に《広い河の岸辺》を歌い、
$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-矢本仮設住宅1(撮影:今野強)
(みんなで歌いました)

お客さまと記念写真を撮ったあと、
$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-矢本記念写真(撮影:八木文明)

《花の街》が聴きたい、というリクエストがあり、
おまけののアンコール演奏を行ないました。

仮設住宅自治会長のお言葉
「音楽や歌は人間の暮らしに必要なもんだからね。
きょうは本当に良かった!」

みなさんニコニコ顔で帰って行ってくださったのが
わたしたちにとって最高にうれしいことでした。

夜、仙台のホテルに戻り、夕食時には
有休をとって
大阪から気仙沼市にボランティアに来られた
アルパ・ファン石倉さんと合流して、
石倉さんの労をねぎらいました。
石倉さんとは
7月30日の大阪公演で出逢ったばかりですが、
ボランティアの地でまた会えるとは!
ご縁がありますねえ!

仙台市若林区在住のやぎりんの古い友人から
ホテルに「おつかれさま」のお便りと
差し入れ
(地ビール、地酒、地元名産おつまみ)が
届いていました。
なんという温かいお心遣い!

感動の一日でした。

わたしたちのこの一日に関わってくださった、
すべての皆さん、
旅費カンパなどで応援してくださっている皆さん、
そしてお客様、
本当にありがとうございました!


$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-松島ビール
松島ビール

関連ブログ『葉っぱ塾』
http://blog.livedoor.jp/happajuku/archives/51886636.html