坂戸市在住の著名な歌人、新井竹子さんが、
デュオ・ケーナルパの坂戸での演奏を二回
(5/22 と 6/6)
聴いてくださって、

この公演をプロデュースされた
『愛とヒューマンのコンサート委員会』代表 

今野さんにFAXを下さいました。
 

新井さんは、先日「日本歌人会議」で、
湯川れい子さんとも

お会いになったそうです。


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《広い河の岸辺》を今CDで聴いています。

やはりこの詩はいいです。


やさしい表現でありながら、

人生というものを、愛というものを深くとらえています。

繰り返し聞きたい歌、読みたい詩です。


坂戸にこの二人(八木、池山)を紹介くださったことは、

今野さんの成果です。


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わたしたちに直接ではなく、
わたしたちの知らないところで
賛辞が交わされているのは実に、
正直に嬉しいものです。
この賛辞は、マネジメントされた今野さんをも
称賛している点が実に素晴らしいところです。
すぐにお金にならないものが、なかなか
認められないのがこの時代です。

マスコミが認めたからではなく、
自分が認めたから世に送り出そうとする
マネジメントの大切さを
しっかり見据えていらしゃるのは
さすがに詩人の目です。


《広い河の岸辺》の歌詞がいいのは、
The Water Is Wide  の歌詞が良いから。
しかし明治以来140年なぜこの名曲(動画1万件以上)に、
適切な訳詞がなかったのでしょう。
それは、人生と愛の現実をあまりにもまっすぐに
深くとらえた歌詞で、
プロの作詞家は考え過ぎて出来なかったかな・・・



TheWater Is Wide

               Scottish Traditional Song

 

The water is wide, I can't cross over


And neither have I wings to fly


Give me a boat that can carry two


And both shall row, my love and I



 

Now love is gentle and love is kind


The sweetest flower when first it's new


But love grows old and waxes cold

And fades away
 like morning dew



 

There is a ship and she sails the sea


She's loaded deep as deep can be


But not as deep as the love I'm in


I know not how I sink or swim



 

The water is wide, I can't cross over


And neither have I wings to fly


Give me a boat that can carry two


And both shall row, my love and I


 

広い河の岸辺  

        スコットランド民謡

河は広く 渡れない

飛んで行く 翼もない

もしも小舟が あるならば

漕ぎ出そう ふたりで 



 

愛の始まりは 美しく

優しく 花のよう

時の流れに 色褪せて 

朝露と 消えていく  



 

ふたりの舟は 沈みかける

愛の重さに 耐えきれず

沈み方も 泳ぎ方も

知らない このわたし 



 

河は広く 渡れない

飛んで行く 翼もない

もしも小舟が あるならば

漕ぎ出そう ふたりで  (訳詞:八木倫明)


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読売新聞に紹介された、
デュオ・ケーナルパの被災地演奏

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5月22日、埼玉県坂戸市。
《コンドルは飛んで行く》1曲で、
鳴り止まない拍手をいただいて
「いったいこれはどうしたんだろう?」
と不思議がってを見合わせたりしている二人です。
なおこの動画の音声は、
カメラの内蔵マイクの収録音です。
 

コンドルは飛んで行く


コーヒー・ルンバ

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2月15日、TBSラジオ『大沢悠里のゆうゆうワイド』
生出演の録音はこちらです。

この番組の最後の方で、
《広い河の岸辺》がフルコーラスかかります。