今週は「月1回2時間で未来が開ける!」です。継続して毎月続けると凄い結果を出します!如何でしょう | 二代目育成コンサルタント

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社長と同行二人                令和5,1,9

月1回2時間で未来が開ける!」

 

こんにちは、齊田です。

令和5年、最初のメルマガです

今年も宜しくお願い致します。

 

年末にある読者の方からメールをいただきました。

内容は下記のとおりです。

「年始から目標を立てて経営してきました。しかしかなり未達です。

一生懸命、努力しましたが、、  目標の設定が悪いのか、やり方が悪いのか

不明です。どうしたらよいのでしょう?

来年もこのようだと計画を立てる意味がなくなってきます。教えてください」でした。

 

私はこのように答えました「先ず計画を立てる際には社員を巻き込んでください。また万が一未達でも計画を立てることは非常に大切です。諦めないでください」でした。

 

往々にして社長様が計画を立てる際には「てんこ盛りの計画」を立てます。

社用様は「どん欲だからです」 逆に言えば「どん欲」だからこそ社長なのです。

 

しかいし「経営資源」は限られております。自社の経営資源の「最大値」を目標に立てられてはいかがでしょうか?

 

現状売り上げが「5億円」の会社が新製品を開発したということで「10億円」は難しいでしょう!

 

勿論低すぎる目標は「挑戦意欲」を無くします。

精一杯ジャンプして届く、これが「目標設定」だと考えております。

達成時には社員全員が抱き合って喜ぶ、そんな計画を作りましょう!

 

また未達でも、計画は是非とも作ってください

マラソンと同じく、目標にない経営は良い成果は生まれないと思っております。

 

今回は「月1回2時間で未来が開ける!」です。

これも先ほどのメールを頂いた社長様への進言として書き記します。

 

私は経営計画書の次に「目標必達シート」を書いて頂きます。

これはA3用紙に過去3年間の毎月の実績を12か月分書いて頂き、一番下段に今期の毎月目標「売上、社長魔が気になる費用、粗利益」等を書いて頂きます。

 

ここまではだと単なる数値目標ですが、ここからが肝心です。

A3の別の上の用紙に糊で張っていただき「毎月の±の原因、 次なる対策」を毎月、毎月書いて頂きます。

 

左半分は上半期、最後には半期の反省。右半分は下半期、最後には通期の反省です。

 

数字は直ぐに出ると思われますが、税理士先生に依頼すると最低一か月はかかります。下手すると二か月かかることも良くあります。

これでは手遅れです。

 

そこで社内で「一週間で大まかな数字を出す」仕組みを作ってください。

前述の質問者は数字が出てくるのに二ヶ月掛かっていたと連絡頂きました。

 

二か月経って数字が出ても「±の原因と対策」は効果が出てきません。

何とか社内で「一円単位の細かい数字千円単位で良いので素早く出す」ことに取り掛かってください

 

単月の±も大切ですが、主に注視するのは「累計」での±です。

社長様と幹部が±の原因を明確にすること、勿論マイナス要因はしっかり原因を突き止めますが、プラスの要因も注視してください。

 

「たまたまプラス」を放置すると、次に生かしきれません。

しつこく言いますが「プラス原因」もしっかり分析してください。

 

そして「次なる対策」です。先月「マイナスだったら、今月はどんな手立てをするのか?」社長様から幹部に「質問」します。

 

この「質問」が本当に大切です。

兎に角「言ってもらう」ことに心掛けてください

 

「詰問」ではありません。「詰問」だと社長に言質を取られたくないので、黙り込んでしまいます。闊達な答えが出てきません。

 

これも大切な社員教育です。

幹部といえども中小企業には自分の頭で考える人材は少ないと思います。

殆ど、社長から言われたことしか実行できない幹部ばかりではありませんか?

 

そのためにも、この答えをホワイトボードに書き出し、経営方針に則り効果が出やすいもの、社員がやる気になるもの、を選び出して再度ホワイトボードに書き、徹底します。

 

それらを幹部より社員へ伝えて、社長様は社員の行動を観察して頂きます。

最初はチグハグな行動になってきます。

 

社長様は前にも書いた、「移動累計」にその月の「売上、経費、利益」等を書き入れて幹部と共有していきます。

 

毎月2時間かけて「目標必達シート」「移動累計」を書き入れることによって

1年12回±の原因、対策を考える訓練で成果が生まれてきます。

 

これを1年、2年、3年と続けて行くと毎期目標達成に近づいて、「明るい未来」が開けます。是非とも実行してくださいね!

次回もよろしくお願いいたします。