みなさま、こんにちは。
バイオハッカーの
ろぶすたです
今日もブログ記事の和訳に挑戦します。
🔰第8回🇺🇸米ブログの和訳に挑戦🔰
完全無欠バターコーヒーの発明者であり、バイオハッカーの父であるデイヴ・アスプリー氏が創設し経営する米Bulletproof社。そのBulletproof社が日々発信しているブログ記事の和訳に挑戦しています。
今回の記事は、「コーヒーに含まれるカビ毒: オクラトキシン」について書かれたものです。
長い記事なので数回に分けてお届けする予定です。
今回は第二部になります。
第一部はこちらです。
コーヒー☕️を飲むと気分が悪くなる人はこちらの記事をお読みください。
問題が解決するかもしれません。
ーーーここから記事の和訳ーーー
あなたのコーヒーに含まれるカビ毒の1種とその背景にある科学(第二部)
執筆者: デイヴ・アスプリー
(和訳: ろぶすた)
カビ毒:
それはどれほど大きな問題なのか?
コーヒーに含まれるOTA(オクラトキシンA)やその他のカビ毒について議論しないことはビジネスにとって都合がいい。アメリカにおいては特に。
だけど、それは、特に最近のダン・コックス氏(CNNのニュースでしばしば取り上げられるコーヒーの専門家で、この分野において30年のキャリアを持つ)とのBulletproof Podcastにおけるインタビューを考慮に入れると、馬鹿げたことだ。
彼とのインタビューの間に、コーヒーディーラーがある地域のOTAの基準に合格しなかったコーヒー豆を、カビ毒の基準が設けられていない他の地域で売る代わりに捨ててしまうことがあると、彼が教えてくれた。
つまり、コーヒーの汚染は、アメリカにおいては深刻な問題だと言うことだ。
コーヒーに含まれるOTAの問題は随分前から知られている。
1989年のある調査[13]において、コーヒー豆の58%が汚染されていることが明らかになった。
その6年後、またある調査[14]において、コーヒー豆の52%が汚染されていることが判明した。
食べ物と化学毒物学の国際的雑誌(International Journal of Food and Chemistry Toxicology)は、「定期的なコーヒーの摂取が人々をOTAに曝している可能性がある」と結論づけた。
もっと最近、ブラジルコーヒーに関するこの研究[15]は、サンプルのほとんどすべて(91.7%)がカビに汚染されていたことを明らかにした。
そして、このサンプルの83.3%がカビ毒を生成する主なカビ、アスペルギルス・ニガー(クロコウジカビ)を含んでいたが、それはヨーロッパの基準において“充分良い”とみなされた。
僕の世界では、“政府の基準において充分良い”は充分じゃない。
僕が飲むコーヒーは、すべての人のパフォーマンス向上のために生み出されたものだから、当然その基準をはるかに凌ぐ。
だけど、ローストすればカビは死ぬのでは?
ローストは確かにカビを殺す。
だけど、カビ毒 —OTA— は残る。
それは、ほとんどの場合、摂氏180度から分解し始める非常に安定した化合物だ。[16]
あなたが完全無欠コーヒーから得られる複雑なアロマとフレーバーを考えてみてほしい。
そして、その芳しい化学物質が、どうしたら焙煎温度で失われないか、よく考えてみてほしい。
1989年のある研究[17]において、OTAの52%(ときにはそれよりはるかに少ない)がロースト(焙煎)に耐えたと報告された。
しかしながら、同時期に行われた、ローストがOTAを消滅させるかどうかを確かめる他のある調査[18]において、摂取200度で20分間ローストされたOTAの88〜100%が無傷で残り、そのほとんどすべてがコーヒーに抽出されたことが明らかになった。
結論?
「OTAに汚染されたコーヒー豆を上記の条件でローストしても、まったく効果無し」
だ。
だけど、他のある研究[19]は、
・もっと高い温度、例えば摂氏250度でローストすれば、ほんの少しだけOTAを減らせること。
・OTAがコーヒーの中に溶け出ること。
・実際、市販されているサンプルから用意された40のコーヒーのうち、18のコーヒーにおいてOTAが検出されたこと。
を明らかにした。
最後の研究[20]は、OTAの31%が10分間に及ぶローストに耐えたことを明らかにした。
つまり、発酵も焙煎も煎じることも、オクラトキシンを消滅させるには至らない、ってこと。
完全無欠コーヒーは、すべての人のパフォーマンスを向上させることを目的とした“完全無欠のプロセス”を経て用意・検査されたコーヒーで、当然OTAも国際的な基準をはるかに上回る基準で制限されている。
これが、完全無欠コーヒーが効く理由のひとつだ。
続く
ーーーここまで記事の和訳ーーー
この記事はまだ続きます笑
今回も最後まで読んでくださってありがとうございました
Optimize yourself,
Optimize your life.
