少し気持ちも落ち着いてきて、盛りだくさんのやらなきゃいけないことに追われています。
さて、その弟の足跡を辿って30年前から、曖昧な記憶を頼りに振り返ります。
続きです。
30年前に急性骨髄性白血病で入院治療となった弟。
治療を開始し、本人も副作用に苦しんだ時期がありました。
一般的に言われている、ガン治療と同じ症状。
吐き気、口の中の荒れなどで、食べられない時期もありました。
それを乗り越え、マルクの痛みにも耐え、入院から7ヶ月後、ようやく寛解の状態になりました。
春に入院して、秋に退院です。
外の風景もすっかり変わっていました。
主治医からは「まずはこの状態を2年保つことを目指しています」と説明が。
もし再発したら?
「今回より強い薬を使うことになります。ただ、今回の治療で抗体ができていることと、体力的な面も心配になるので、治療は難しいものになります」
と説明があった。
2年か、、、
寛解を迎えて退院だというのに、心配の方が大きいなんて。
とても切なかったことを覚えています。
ようやく退院となり、外泊では帰っていたものの、住むのは最後発となってしまった新居へ。
当然、この間学校にも行っていないので、転校しているものの、クラスメイトには謎の存在。
弟も環境が変わったことをまだ体験していません。
友達もいない中で、不安だったことと思います。
そうして日常に戻った弟。
しばらく自宅療養して、学校生活にも戻りました。
家族は、弟の体調を注意深く見守るのが日常になりました。
定期通院のたびにマルク検査という過酷な状況にも頑張りました。
そして季節は冬になっていました。
続く