いやー、便利な世の中になった。
寒い冬でも、エアコンで、あっと言う間に暖かくなるし。
夕飯だって、テレビ見てる間に、炊飯ジャーで炊きたてご飯できるし。
冷めたご飯だって、電子レンジ30秒でホカホカ。
食器だって、食器洗い機で、いつの間にかピカピカ。
・・・と思っていた、真冬のある日のこと。
突然の停電。
エアコン機能セズ。
で、しまい込んでいたアラジンの石油ストーブを出した。
石油を入れたり、芯を手入れしたりと、手間がかかること、かかること。
しまい込んでいたのは、そんな不便さがあるから。
「原子の火」から「原始の火」へ。
あらためて「原始の火」を使ってみると、これが思いのほか心地よい。
エアコンの暖かさとは違う、暖かさ。
なんというか・・・心が「温まる」。
ブルーフレームと呼ばれる青い炎を見ていると、何とも癒される・・・。
冷めたおにぎりを、網で焼いて焼きおにぎり作ってみた。
「お・い・し・い」
焼きおにぎりと日本酒で、なんだか贅沢な気分。
石油ストーブの炎を見てて、ボクはわかった。
心がこもるんだ。
手間をかけることで、ヒトの心が、そこに「こもる」んだ。
だから、アラジンの石油ストーブは、温かい。
だから、網で焼いた、焼きおにぎりは、ひときわ美味しい。
手間がかかればかかるほど、ヒトの心がいっぱいこもる。
七輪でさんまを焼くのは、とんでもなく手間ひまがかかる。
でも、とんでもなく美味しいサンマができる。
ボクは、大切なものを置き忘れていたような気がして仕方がない。
あっ
ただ、暑い夏を乗り切るには、クーラーが必要ですね・・・。
スミマセン、中途半端で。