夏なので、ぞわぞわするような怖い映画を観たかったから、溜まったTポイントで借りました。
昨晩から、立て続けに3本観たのですが、「怖い映画」ではなく「連続猟奇殺人事件VS警察とFBI」というサスペンスな感じの映画でしたね。
一番最初の「SAW」は、恐らくあれで完結していたのでしょうが、シリーズ化を決めた時点で物語が破たんしていたように思います。
作者は、「結末を知っていてプロットを作成する」というのが基本で、一度終わった話と言うのは、それで終わっていて、強引に結末を作っていくのがシリーズ化なのでしょうか・・・。
観客は、結末を知らないので、最後までどうなるのか解らないような仕掛けをたくさん用意します。
作者は、結末を知っているので、そこに辿り着くように伏線を張りながら、ストーリーを考えていくのです。
こうやって考えると、この手の映画は作者勝ちですね。推理できない。
私の中の一番怖い映画は結局相変わらず「The Shining」です。
予告編の中で、スティーブン・キング原作のもっとも怖い映画という紹介で「The Shining」をも凌ぐと書かれていたということは、きっと「The shining」の方が怖いんだろうと思う。んで、なければシャイニング・ファンを惹きつけられないだろうと踏んだのだろう・・・。
スタンリー・キューブリックの力量に拍手