うつわ | 気ままに・・・

気ままに・・・

ブログ再開!うちのおこちゃま達が見ても大丈夫なブログに今度はするぞー!!

ごめんなさい。広告ペタが多いため、ペタの設定をできなくしました。

さてさて、「うつわ」と言うことで、友人からメールを頂いて、連想ゲームのように頭に浮かんだこと…。


ラスト・ストローならぬ、最後の1滴。

ラスト・ストローなら最後の重みに耐えかねて、背骨の折れたロバになる。

物は運べぬが、干し藁は別。ロバなり、馬なりが運べる。


うつわにギリギリ注がれた、水は美しい。微妙なバランスを取りながらゆらゆらと、不安定な状態にある。

表面張力に耐え切れるまでに注いで、ぎりぎりを保った水面の形の美しさは本当に素晴しい。


けれど、ぎりぎりを超えて注がれた最後の1滴は、そのバランスを崩すだけに留まらず、1滴を外にこぼすに留まらず、溢れ出し流れ出す。


バランスを崩した後のうつわには、調度良いくらいの水が残っているのだろうか?


こぼれて失ってしまった中に、大切なものはなかったのだろうか?


まぁ、いいか・・・。


「覆水盆に帰らず」だからね。



うつわには、目一杯の水は注げない。


持てばこぼすし、他に何も注げない。



適当に、8分目くらいがいいかな?


それとも、5分目くらい・・・。もの足りないくらいが足すこともできるし・・・。



カクテルだったらどうだろう。


比重の重い成分は下に沈み、軽い成分は上に・・・。その間は綺麗にグラデーションに染まる。



透明なグラス・・・。


陶器・・・。


漆・・・。



ただの「うつわ」にも、いろいろとあるんだね。


どんな「うつわ」で、何が入っているか、なかなか難しい話になってしまうものです。