こだわりが強い子どもへの支援の工夫|「こうじゃないとダメ!」への理解と対応
こんにちは、うさぎです🐰
今回は、「こだわりが強い」子どもたちへの関わり方について解説します。
「同じ道を通らないと泣いてしまう」「いつもと違う順番に怒り出す」…そんな経験はありませんか?
🔍 こだわりとは?
「こだわり」は、知的障害や自閉スペクトラム症のある子どもに多く見られる特徴の一つです。
「同じやり方」「同じ順番」「同じ物」であることに安心感をもっており、そこから外れると不安が強く出てしまうのです。
これは「わがまま」や「頑固」ではなく、「予測できないことへの不安の表れ」です。
📘 具体的なこだわりの例
- 着替えは順番通りでないと着たくない
- 道順が違うと歩かない・怒る
- 同じ先生じゃないと話さない
- 決まった色のコップ・お皿じゃないと使わない
- おもちゃの並び方・向きに強いこだわりがある
🛠 支援の工夫5つ
① 視覚的に「いつも通り」を示す
予定や手順は写真や絵カードで見せると、先の見通しが立って安心できます。
② 「こだわってもいい場所」を用意する
すべてを変える必要はありません。
こだわってもOKな場面と柔軟になってほしい場面を分けて対応しましょう。
③ 「例外」が起きる練習も少しずつ
いつもと違う道を通る練習なども、楽しい体験と一緒に取り入れると成功しやすくなります。
④ 選択肢を持たせる
「これとこれ、どっちにする?」と選ばせることで安心感を得られることも。
⑤ 事前に予告する
「今日は先生が違うよ」「順番が変わるよ」と予測できる安心を与えるだけでも、パニックの回避につながります。
🌼 ケース紹介|Aくんの場合
Aくん(小学1年生)は、朝の支度の順番が崩れると泣いてしまう子でした。
「着替え→朝ごはん→歯磨き」という順番を守らないとパニックになってしまいます。
そこで、写真付きの「支度カード」を作り、自分で順番をめくっていけるようにしました。
最初は順番を守るところから始め、慣れてきたら「今日は順番を変えてみようか」と提案してみたところ、少しずつ柔軟性がついてきました。
「見える化」+「小さな成功体験」の積み重ねが、こだわりを和らげる力になります。
📣 伝えたいこと
- こだわりは「安心したい」という気持ちの裏返し
- すべてを変えようとせず、「変えられる部分」「変えなくていい部分」を分けて考える
- 小さな「できた!」を積み重ねていく
無理に「やめさせよう」とすると、逆に不安や抵抗が強くなります。
大切なのは、「この子はなぜこだわっているのか?」という視点で関わることです。
📝 まとめ
- こだわりは不安からくる行動である
- 視覚的な支援、予告、選択肢で安心を与える
- 段階的に「例外」に慣れていけるようサポートする
子どもたちの「安心したい」というサインを、大人の支援で優しく受け止めていけたらいいですね🌷