1985/12 雑誌「潮」女子プロレスはオジサンのものから若者へ | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

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極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

1985/12月号の雑誌「潮」に女子プロレスに関する記事が記載されていたので引用します。

 

 

 

 

 

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ニュースターウォーズ

女子プロレス


いまや、クラッシュギャルズに代表される女子プロレスは大変な人気で、興業収益だけをみても男子プロレス三社をはるかに凌ぐという。次のスターを夢みる全日本女子プロレスのニューフェースたちの日常を見てみよう。
 

最近、女子プロレスに対する見方、考え方が変わった。ひと昔前まで、とはいわないまでも、以前は、水着姿の女性がつかみ合い、殴り合い、阿鼻叫喚(あびきょうかん)する様を、多少鼻の下を長くして、と同時に、あらぬ妄想をめぐらす自分を恥じつつ見ていたオジサンたちが、ファンのなかにそれなりにいたことは確かである。なにを隠そう私もそういうファンのひとりであった。
 

ところがどうだ。
去る八月二十二日。いまをときめくクラッシュギャルズ(ライオネス飛鳥、長与千種)のふたりが、それぞれタイトルに挑戦したこの日の東京・武道館は、一万三千人を超える若者たちで埋め尽くされた。若者といってもそのほとんどが十代。しかも、カメラ片手の女子中・高校生がなんと多かったことか。まさにアイドルタレントのコンサート会場さながらの光景であった。
つまり、彼女たちにとって、女子プロレスのスターは、マッチやシブがき隊に勝るとも劣らないアイドルなのである。
となると、応援する側からされる側へと回りたい、と願う少女たちが輩出するのは当然であり、女子プロレスの門を叩く少女たちも多い。

 

ある意味では、そうした予備軍の層の厚さが女子プロレスを年々"進歩"させ、いまやりング上で次々に繰り出される高度な技の数々は、とてもオジサンたちにはついて行けないシロモノばかり。だいいち、技の名前すら覚えられやしない。
それにしても、オジサンたちが歌えるような唄がなくなったばかりか、女子プロレスまで十代の若者に"占領"されてしまうとは・・・・・・。

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本編は新人の西脇充子を中心に写真が使われています。

クラッシュギャルズ以前はオジサンたちを中心とした少々エロチックだった女子プロレスが、クラッシュ以後は若者が中心となり社会現象に発展したことを記事にしています。

ビューティペア時代も若者を中心とした社会現象になったので、ここでいう「つい最近までのオジサン時代」はビューティとクラッシュの間の時代を指しているのだと思います。

 

新人の西脇、堀田、坂本などの写真もありますので拡大してみます。

 

 

左から堀田、西脇、坂本。

 

 

西脇は極悪志望でした。コンドルと打ち合わせをしているということは、西脇は最初は極悪の配下に一時的に入っていたのかもしれません。しかも西脇は極悪のシャツを着ていますし。