1984/12/13 雑誌「週刊ゴング」中野恵子特集 小倉との試合評が掲載 | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

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極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

極悪同盟入りになった中野ですが、週刊ゴングの12月号ではまだベビーフェイス的な扱いとして、記事になっていました。極悪に入る前に取材したのかもしれませんね。

 

 

 

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昭利58年11月28日、東京・大田区体育館で田年度新入王を賭け、中野恵子は小倉由美と30分1本勝負で戦った。170センチ、85キロの中野は女子プロレス界ではやや大柄で、体力を生かしたパワフルな戦法でこの試合に挑んだ。
均整のとれた筋肉質のからだの小倉は新人ではナンバー・ワンのパワーを誇る。さらに動きが速<、多彩な技を次から次ヘと繰り出すあたりは、スピードでやや落ちる中野にとってはこれ以上ない強敵だった。
試合の方は小倉のパワーとスピーディな動きに苦しめられたが、自分の持ち味を生かし、体力にモノをいわせ11分21秒に小倉を体固めに決め3カウント。中野の初戴冠だ。
それから1年後、59年9月13日、戸田大会で小倉由美の保持する全日本ジュニフ選手権に挑戦し、見事タイトル奪取に成功した。試合は押され放しの苦しい展開となったが、小倉のスタミナ切れを待って、最後は体重を利しての体固めで勝利を得たもの。
しかし、まだまだ動きにムラが見られ、本人も「ウエイトをしぼって動けるようにしたい。飛び技もマスターしたいと思っています」
と語り、自分自身のウィークポイントを出得ているようで、練習も課題に向つて爆進中だ。
ジャガー横田にも期待されているし、大物になれそうだ。

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