歩き続けた道
僕の後ろにぽっかりと開いた穴
切り立った崖っぷちに背を向けるように
一瞬で無くなっている
歩いてきた その道
風が僕を責めたてる
覚えていたはずの感情がただの言葉に変わる
後戻りはできないのさ
感情さえ戻らない
なくしてしまったんだ
僕は死んだわけじゃないのに
それは消失したんだ
愛した過去が その重さが 取り返しのつかないところに
落ちて消えている
何が起きたの?何を出来ずにいた?
混乱の最中 醒めた虚な闇が笑っている。
最大風速 針がクルクル回る
なのにいつも通りに生きている
どうして取り乱すことができないのさ
叫べばいいだろう
泣けばいいだろう
どうしてそこで立っていられるんだ
本当は一緒に崩落したかったのに
どうして僕だけ置き去りなんだ
僕は僕のふりをしているんだ
何もかも無視して 冷酷なんだ
まるで闇のように僕を支配するんだ
正気の沙汰じゃない その理性に
トリガーをひいて そんなリミッターを壊して
叫べばいいだろう
泣けばいいだろう
何度も 何度も
その淵から
叫べばいいだろう
泣けばいいだろう