『日本書紀(一)』(岩波文庫)坂本太郎・家永三郎・井上光貞・大野晋校注を元に簡単に解説します。
~ある書ではこう伝えられている~
イザナミは火の神であるカグツチ(軻遇突智、迦具土神)を産んだために火傷を負って亡くなってしまった。
しかし、イザナギはイザナミに会いたい気持ちが抑え切れなかった
イザナギは死んだイザナミを追って、イザナミのいる所に至った。
イザナギ「お前を失った事を悲しいと思って来たのだ」と言った。
イザナミ「あなた、私を見ないで下さい」と言った。
腐敗して蛆にたかられ、八雷神(やくさのいかづちがみ)に囲まれたイザナミの姿・・・・・・。
イザナギはそれに従わずに見続けた。それ故にイザナミは恥じてそれを恨んで、
イザナミ「あなたは私の今の姿を見てしまった。私もあなたの今の姿を見てしまった。そして私はあなたの心も見てしまいました。」と言った。
それを聞きイザナギも恥ずかしく思った。そしてそこを出て帰ろうとした。その時、ただ黙って帰らずに誓って
「離婚しよう」と言った。
そしてまた、「お前には負けない」と言った。
そこで約束を固めるために吐いた唾から生まれた神を、名付けて速玉之男(はやたまのを)と言う。
次にここで関係を断った時に生まれた神を、泉津事解之男(よもつことさかのを)と名付けた。合わせて二柱の神である。
つまり前回の所に出て来た
速玉之男
泉津事解之男
二人ともイザナギとイザナミの子供という事です。
因みに
イザナギが黄泉国の穢れを落とすために
「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原(檍原)」で禊を行なうと様々な神が生まれ、最後に
アマテラス(天照大神)
ツクヨミ(月夜見尊月読命)
スサノオ(建素戔嗚尊速)
の三貴子が生まれた。イザナギは三貴子にそれぞれ高天原・夜・海原の統治を委任した。
この誰もが知る神様も、いざなぎとイザナミの子供という事です。
そして前述の大国主関連の神社のとある場所の写真・・・・・
彼等は明らかに居ます・・・・
後は・・・基地も写りましたので、良ければ一部分だけ紹介しようかなと・・・・アメンバー様にだけ出してたので今回一般公開は初めてに成ります。
次回は異次元の家です。
続きは→その55