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昨年の11月末・・・。


兎兄貴はどんなにマッサージしても、もう毛が生えなくなっていたのです。


その年の正月には奇跡的に回復を見せて居たので・・・

もう今回はさすがに・・・・


そして皮膚がたるんできたのかなぁと思いました。

私が子供の時には犬を飼って居ました。その犬がおばあちゃんになった時の事を思い出しました。


髪の毛の薄くなった頭をそれでも可愛くて撫でてはしました。

でもやっぱりどんなに頑張っても「限界」それを感じましたね。


そして、決定的だったのは、足が再び萎えて来たところでした。


雄の兎は禿げやすく、足が萎えやすいらしいです。

正に兎兄貴は典型的でした。


転んだり、おしっこをあちこちでする様になりました。

食欲が落ちて来たので、流動食でも勉強しておこうとしました。


そんな矢先に不思議な事が私だけでなく、私の関係者まで起きて居たのです。


12月の27日の事だったそうです。

何と私の母親の夢に兎兄貴が出て来てこの様に言ったそうです。

「おばあちゃん・・・。僕はもうすぐ死にます。ママはもうすぐ働かなくてはいけません。僕はもう年をとっていてママの足出まといになるだけなので旅立ちます」

夢の中とはいえ心配した母親が話しかけたそうです。

「駄目だよ。ママはとっても君を大事にしてるんだから・・・。皆悲しむんだからそんな事言わないで頑張りなさい!」

でも彼は・・・悲しそうに・・・

何故か兎なのに首を横に振るだけだったらしいです。


家の母親はどんな人かと言いますと・・・。

全く何も信じてない。所謂心霊、神様否定者です。私とは真逆の人間だと考えて貰うと解り易いです。


それなのに・・・。その様なタイプの人まで「これは何かある!」と思わせる程、はっきりした夢だったそうです。


余りの事に母親から、その事で電話がかかってきましたが・・・。


兎兄貴の肉体的死を信じたくない私は、禿げてる事も、足が、よたついてる事も今まで話しませんでした。現実逃避したかったからかもしれません。


その母親の夢に出てきた27日は、実は箱根の九龍神社に行った前日だったのです。

28日実際に出かけて居ます→こちら

私はここで様々な物を見せられました。

実は私は、昨年の十一月以来色々な所に行かなくてはいけないんだと気が付きました。

兎兄貴が指摘しているのはリアルな仕事ではなく、どうやら精神的なものの様な気がしました。


何故、行かなくてはいけないと思ったか・・・


それは、見なければならない物が沢山ある事に気が付いたからでした。そして決心したのです。必ず回る事を。


遠出・・・幼児連れ・・・そして遠出なら現実問題として、交通。

そして実際に行動するのには、遠ければ遠い程・・・ですよね?


色々な事情を抱えた私は現実的にまともに考えたら行けないはずなのです。


それなのに・・・誰かの助けがあったり、お金も何とか実際になっています。


そんな事あるの・・・?はい有ります(^_-)-☆


リアルな知人の方なら私の状況が特にわかるはずです。


いかにむずかしい状況の中・・・にも関わらずスイスイとまるでアメンボの様に軽やかに行動出来てる事にとても驚いているはずです。



続きは→その22