仮面ライダー轟鬼二十三之巻 「鍛える夏」 | 牧歌組合~45歳からの海外ミュージシャン生活:世界ツアーに向けて~

仮面ライダー轟鬼二十三之巻 「鍛える夏」

 ドラム志望でありながら、吹奏楽部でホイッスルをやらされる明日夢。弦担当でありながら、太鼓の特訓合宿を行う轟鬼。両者の悩み、釈然としない、行き場のない曖昧模糊たる心情がクロスする良いエピソードだったと思う。

「夏の化け物相手に列雷(轟鬼のギター)はあまり役に立たない」と響鬼は示唆。過去、斬鬼が使っていた撥と太鼓を送り届けてもらうように要請していた。弦楽器担当でも打楽器での音撃を行う、変則パターンがあるのでしょうか? これも早く見てみたい。

 ということで弦の活躍は今回も特に無し。響鬼と轟鬼が修行していたドラム譜を採譜。音符は(難しいですが、)ドラムでのスネア部分としました。また、ディスク・アニマルたちが踊っていた部分です。


仮面ライダー響鬼 鍛える夏


 しかし、彼らの音撃の伝承、多分西洋文化=五線譜ではないのでしょうね。自分も雅楽を仕事で勉強したことがあるのですが、五線譜ではなく、口頭伝承による「歌」で、教わりました。例えば結婚式でよく耳にする越天楽の譜面は、↓のようになります。


 トラロルロ、タアロラ、アア


 口頭伝承し、技を伝えていく現場も見てみたいですね、鬼たちの。今回はこれにて。

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