スーパークアドロ vs テスタストレッタ11°
DUCATIは各エンジンに名前が付いているらしく、
3年前ストリートファイターV4に乗り始めた新参かつ、
DUCATIマニアにもなっていないので詳しくはない。
デスモドロミックエンジンというのは覚えたが、
それはバルブ機構の名称であって、エンジン名はgoogle検索しないと覚えてない。デスモなんとか。
ムルティストラーダV4Sの超長距離高速ツーリング性能を活かすような使い方が出来そうになくて、
乗り換え候補としてスーパースポーツ950Sを検討していた。
この正月休みでyoutubeでインプレ動画を色々みた。
気になっていたのは110馬力を9000rpmで発生するという、
ローパワーかつあまり回らないエンジン特性。
実際乗ってみないと判断できないので、
今日ディーラーで同エンジンを積んでいるモンスタープラスに試乗させて貰った。
めちゃくちゃ乗り易い。以上。
といった感想で、
良いバイクなんだけど物足りない、としか言えない。
テスタストレッタ11°という覚えにくい名前の2気筒エンジンは、
伝統的なスポーツ系のL型と言われ、普通に速い。
車体も相当軽いので、あっという間にかなりの速度になる。
ただ、エンジンとしての演出面というか、盛り上がりや刺激は足りなく感じた。
そこはなんとなく想像していた通り。
歳を取って、体力なくなってきたときにお世話になりたいと思うけど、今はいいかなと。
で、
youtubeを検索してて気になっていたもう一台がパニガーレV2。
限定車?のベイリスモデルが在庫車にあって、
年始フェアで25万円分のアクセサリー追加可能。
試乗は店長のストリートファイターV2をお借りしてエンジンの感触を見てみた。
テスタストレッタエンジンより当然ハイパワーなスーパーバイク系のスーパークアドロエンジン、155馬力。
感触的にはムルティストラーダV4SのグランツーリスモV4エンジンと似ている。
1万ちょっとで回転数的にレッドになる感じとか、低中速域のトルクとか、
V4とV2の違いはあるけど、トップパワーと回転域は似てる。
トラコンカットして、軽くフロントアップの感触を試させてもらったけど、
ストリートファイターV4よりも低中速から力が出てる感覚で、かなり上げやすい。
パニガーレV2の乗車ポジションは、
車幅は凄くほっそりしていて、
足つきはストリートファイターV4より良くて、
前傾は国産SSよりもやや緩やかな感触。
エンジン出力カーブを考慮しても、サーキットだけでなく峠を走っても楽しめそうな雰囲気がある。
デザインは派手だけど、特別感があって好み。
ムルティストラーダV4Sは泊まり前提のロングツーリングをしないと真価を発揮できないと感じている。
モトクロスやってると、
晴れた2日間の週末をツーリングだけに使おう、という気になれない。もったいなくて。
そう考えると、
100~300kmを短時間で楽しめるモデルが合ってる。
パニガーレV2ベイリスモデル、
色々パーツを選んで25万円分を少しはみ出して、
乗りだし価格は300万円ちょっと。
新型のCBR1000RRRと迷う価格帯。
デザインは圧倒的にパニガーレが好みだけど、
エンジンはCBRだろうなぁ。
いってしまおうか。
一回はパニガーレ系の、それも昔ながらのL2に乗ってみたい。