馬力のあるクルマは楽しいのか | バイクと自転車と本と

馬力のあるクルマは楽しいのか

先週は、

一気に大型二輪まで取得して、初バイクがヤマハR6となった同僚と初ツーリングしてきた。

青と赤の対比がすごくキレイ。

あと、ストリートファイターV4はやっぱり良い。思う通りに動いてくれる。

2速ウイリーがほんと気持ちいい。

それは多分エンジンが高回転まで伸びるからで、1万rpmでレッドのムルティストラーダV4にはない解放感がある。

 

 

 

バイクの話ではなくてクルマ。

あの日、

帰りのコンビニで見たBMWの大きなスポーツSUVを見て、カッコいいなぁと思ったのがきっかけでクルマに興味が湧いてる。

詳しくないので車種は分からなかったが、

いま見るとX4MとかX6Mとか、Xシリーズの番号が上の方の高級モデルっぽかった。

 

ああいうデカくてハイパワーなSUVは、ゆったり乗ってるだけで面白そうだと思った。

大きくて力のある船に乗ってるような気持ちよさというか。

車幅とフロントの押し出しが凄くて、迫力があった。

 

 

そっから、3回目の車検を終えたばかりのロードスターの乗り換えについて考えてる。

ただ調べ出すと、やっぱりSUVではなく2シーター、クーペ、オープンカーを見てしまう。

 

バイクの世界でもDUCATIやKTMなどの外車はリセールが悪いが、

クルマの世界もそうらしく、

特にBMWはかなり中古が安い。

 

純エンジン車に乗れるうちに、

いつかはポルシェのケイマン、と思いつつ一向に買うところまでいかないのは、

新車は当然として、中古も普通に高いから。

外車といえどポルシェは例外で、価値を保つようだ。

 

一方でBMW、

今まで中古価格を調べたことがなかったけど、

調べ出すと意外に安くて、新車にこだわる必要ないなと思った。

 

まずはオープンカーのZ4。

2000cc4気筒ターボと3000cc6気筒ターボがあって、

4気筒なら400万円台、6気筒は600万円台という感じ。

 

もう一台はM2、もしくはM2コンペティション。

これも500万円~700万円くらい。

エンジンは3000cc6気筒ターボ。

 

どちらも年式は5年落ちくらいの2018年前後で調べていてその価格。

ケイマンだとだいたいが600万円~って感じで、

しかも6気筒ではなく4気筒ターボでその値段なので高価だ。

BMWの場合は6気筒ターボも500万くらいから可能性が出てくる。

 

 

屋根が開くかどうか、ここをまず決めないと先へいけない。

今日の夜、久しぶりに写真の石榑峠にドライブへ行ってみた。

前走車に一度もひっ掛からずに、2速と3速で回して走るのが凄く楽しかった。

こんなに回して走るのは本当に久しぶり。

癒しのクルマだと思ってけど、普通にエキサイティング。

 

特に下りは驚くほど速い。

ストリートファイターV4の自分を想像して、付いていけるんじゃないかとすら思える。

実際は、下りといえど加速であっという間に離されると思うけど、

一方でとにかくロードスターは軽くてコーナリングがイージーかつ速い。

こんなに簡単に曲がっていいのかってくらい、ぐいぐい曲がっていく。

 

そしてオープンで回すとさらに面白くなる。吹き込む風で、スピード感が増す感じ。

気温1~2℃の中、ヒーターMAXにしてると汗ばむくらい。

 

 

上のBMWは400馬力くらいあるハイパワー車だ。

峠を走っていて楽しいのは、果たしてどっちなのだろう。

パワーの話をすれば、

208馬力のストリートファイターV4で、開けられなくて持て余すという感覚はない。

実際はサーキットみたいに開けられないとしても、乗っていて我慢している感覚はないのだ。

それと同じように、

ハイパワーな4輪もそれはそれで面白さはあるのだろうか。

 

人生で一回くらいは、という便利な自分を納得させるワードを使っていいなら、

ああいうパワーのあるクルマを所有してみたい。

 

 

この冬で決めなければ、

またバイクの方に興味が移ってしまうんだろう。

 

クルマは50歳超えてからでも遅くはないと思いつつ、

ロードスターに7年乗ってるので、そろそろ次へいけないか考えてる。