冬×ロードバイク | バイクと自転車と本と

冬×ロードバイク

大晦日は気温が5℃以上あって風も弱く、
日が差す空気の澄んだ冬の琵琶湖沿いを自転車で走ってきた。

心拍数は150ちょいぐらいで走れば、
特別な冬装備がなくても寒くはない。グローブなんてFOXのモトクロスグローブ。
ただし、足の先だけは別だ。

あんだけ足をぐるぐるぐるぐる動かす自転車だけど、
足の先にはなぜか暖まった血流が行き届いていないようだ。手の先とかはあったかくなってくるのに。

ということで、
BBB ウェアー ウインターシューズカバー ウルトラウエア BWS-12
$バイクと自転車と本と
を買って2時間半走ってきた。

BBBのシューズカバーシリーズとしては上位の防寒性で、
値段も6000円近くしたけど、効果はものすごい。
去年まではどんなにがんばって漕いでも足先だけは寒かったのが、
もう全くぜんぜん寒くない。
これなら5℃以下でもいけそうだ。

足が暖かいと体も動かし易い気がする。
逆にいうと体が冷えると、トレーニング効率に影響するということなので、
防寒対策はしっかりした方がいいなぁと実感した。



新車のRFX8だけど、
今回で合計150km弱走った感想を言うと、
やっぱり振動吸収性は2時間経過したぐらいから有り難味が分かる。
どういう路面で違うかというと、
見た目でぼこぼこしてるような路面ではなくて、
クルマで走ったときにタイヤノイズがちょっと煩いな、というレベルの路面で違うのだ。

そういう路面ってけっこう沢山ある。
たまにアスファルト敷き立てで、すごく滑らかな黒い道路があるけど、
ああいうところを走るのは気持ちいい!って思うはずだ。

RFX8だと、
見た目は平坦だけどタイヤノイズが煩いような若干古いアスファルト上でもスムーズに走ってくれる。
新品の黒い道路ほどではないけど、
不快な振動はけっこうカットされるようだ。

これが、元気なときは全くきにならないけど、
疲れてきたときに効く。
疲れ、というのは、心拍数が上がって限界!っていう追い込まれ方の疲れではなくて、
あー、足も売り切れてきたし、精神的にも疲れたぁ…という時の疲れ。


自分は、ロードバイク3年目だけど、
ぜんぜんロードバイク乗りの体ではないので、2時間を過ぎると駄目なのだ。
露骨にペースが落ちる。
そういうとき、RFX8は良い自転車だなぁと実感した。


まぁ、
自転車乗りとしては4時間くらい走ってからの感覚なんだろうけど、
モトクロスやってる自分としては、
そこまで長距離ベースでトレーニングをしてしまうと、
逆に瞬発力がなくなりそうで敬遠してる。足も細くなりそうだし。

モトクロスでロードバイクをトレーニングに取り入れるのは有効だけど、
ロードバイクでのスキルアップとしての走り方とはちょっと違う。
例えば、
ケイデンスは70くらいで重いギアを使って走った方がモトクロスの筋力と心肺が作れるけど、
これがベースでは4時間以上はとても無理だ。という具合に。

自分は自転車もモトクロスもどっちも楽しめるような体にしていきたいので、
トレーニング時間としては最大でも3時間以下。
メインは1時間半くらいが妥当かなぁと考えている。


とりあえず4月の伊吹山ヒルクライムは寧ろそれぐらいの時間でも対応できそう。
まぁ、ちゃんと雪が融けて開催出来るかどうかの方が心配事だ。
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写真のサドルの上の山、これが12/31時点の伊吹山だ。
こっからまた2月までに何度か大きな寒波が来て積雪したら、
2011年同様に、4月は残雪の影響で中止になりかねない。
というか、
開催時期を後ろにズラすことは検討したのかだろうかと思う。
季節予報的にも2011年並に冷えそうだし、また中止になる可能性が高いのではないのか。

まだまだ積もるはずだけどなぁ。