全開立ち上がり | バイクと自転車と本と

全開立ち上がり

日曜の夜は、あーもう疲れたー、と言って眠りたい。
体力を残した状態でウィークデイを迎えるのは、本当にストレスがたまるからだ。

どうやって疲れるかは、
普段の仕事が体を酷使しないから、まぁ運動が一番いい。

自転車で山を2,3個越すのも、
休まずにデュークで走り続けてライダーズハイを目指すのもありなんだけど、
やっぱり、
モトクロスで疲れるのが一番効く。
出し尽くせる。


朝起きて、
きのうデュークで走った疲れだか、仕事とかその他色々の精神的な疲れだか知らないけど、
練習行きたくないなぁ、と思った。
週末雨降ったら毒付いてるくせに、いざ走れるとなると、なんだかんだで朝だるいんだ。
まぁ、
他に有意義な休日な過ごし方も思い付かないし、
とりあえずいこかと。


その朝さえ乗り切れば、モトクロスは外れはない。
なんか脳内麻薬物質の量が多いんじゃないのかね。
薬物中毒。
気持ち良くなっちゃってる。

最近の気持ち良いポイントは、ジャンプとかじゃなくて、
立ち上がりのアクセルがば開け。
路面は荒れてる方がいい。
荒れてる路面のところを構わずにアクセル全開して、
バイクが暴れるのが逆に気持ち良い状態が、頻繁にではないけどたまにある。

今日は後半乗れてきてたなぁ。
不慣れなコースではあるけど、逆に新鮮さが良かったのと、
あとは足回りのセッティングの合わせ方が分かってきたのが大きい。

硬くて細かいギャップのあるコースはある程度足(主にフロント)は動かす方向で。
KXの場合、4メーカーで唯一フロントのプリロードを調整できる。
このプリロードが足の動きにかなりの影響を与える。
オンロードと違って、足が完全に宙に浮くシチュエーションなど連続で起こっているので、
沈み込むまでに必要な荷重が変化する、ってことは足の動きの印象をガラリと変える。
特に、初期の動きに差が出る。
全体の動くスピードが変化するダンパーとは違う感触。これはけっこう便利。

KXの一番良いところだと感じてる。
まぁ、肝心の姿勢角度があまり変わらないのがアレだけど(本当はこの機能がメインだろうに)。


モトクロスもマンネリしてるかなぁと感じたりしなかったりだけど、
まだまだ楽しめそう。



PCの右上に常駐させる最近の勉強動画。
2011年度版のグレンヘレンのプラクティスなんだけど、
今回のプラクティスも一人一人のライダーの動きを要所要所スローで編集されており、
まぁ、
まねできるレベルではないけれど、どうやってバイクを制御しているのか、体の使い方を見ることが出来る。