大人になってからの交友関係 | バイクと自転車と本と

大人になってからの交友関係

友人に聞きたい事や、それなりに大事な用があって電話してるのに、
その時出ないのは仕方ないタイミングであったとしても、その後メールも返してこない、
なんて状況が、
何度も続いたら、
ふつう切れると思う。怒っていいと思う。

まぁ、今日 切れたわけなんだけど。


思うに、
こういう時の自分って、
もうコイツと縁が切れてもいいのか、
っていう気持ちかどうか、
それを考えて、不満を出すかどうか判断してる。


いくら気の置けない友人でも、
親友というレベルでないならば、所詮は会社の同僚だったり、共通の何か一つを繋がりの核としていたりと、
社会人における交友関係ってのは、
若い頃よりは、切ろうと思えば切れやすいし、
学生の頃よりも皆それぞれ自分の生き方に違いが出てきているから、
1度切ったら、もう戻らない、なんてことは稀ではないと思う。

子供の頃のように、完全に敵対するように仲が悪くなるわけじゃなくて、
無関心という溝の割合が、少し増えていくような。

そして、どんなきっかけで関係が切れるか、微妙な線だったりする。
自分の本心をどこまで言っても大丈夫なのかどうか、その線引きの判断。



で、
今日は自分は怒った。

もうそいつと疎遠になってもいいと思った。
同期では仲の良い友人だったけど、
不満を溜め込むよりは、吐いて、その上でどうなるのか見ようと思った。
覚悟としては、前述の通り、最悪関係が切れても構わないと考えている。


友人を大事にしなさい、特に大人になってからは、
なんて誰かが言っていたけど、
それはどういう意味なんだろうと最近考える。

ケンカをしないようにする、ってことではないと思う。
思うけど、
大人になってからのケンカってのは、
子供の頃よりもシリアスだと思うので、なかなか難しい。

会おうと思わなければ会わない人との関係を維持する、
というのは慎重さが要るだろうし、相手の事を考える気持ちも必要なんだろう。


相手が自分と同じだけ、自分の事を考えているとは限らない。
逆も然り。

こういう微妙なやり取りは正直性に合わない。



正面からケンカしても大丈夫だろうと思える関係ってのは大事なんだと思う。
それが出来ないと、いつかは切れてしまう。

さて、どうなるのか分からないけど、
後悔はない。
ないけど、正しかったのかどうかは分からない。



なんか凄く良い動画。
どんな事態になっても絶対に大事な友人と、
そうでない友人。
全員大事だなんて、そんな風にキレイに思えない。

その境界はどこにあるんだろ。