デュークとエスパス | バイクと自転車と本と

デュークとエスパス

今日は予定通り、RSタイチを目的地にして宇治川ラインを流してプチツー。
ただ、朝起きたらえらい筋肉痛と疲労感で出発は90分遅れ。


久しぶりにデュークでくねくね道を走ったけど、
やっぱり面白いバイク。
KTMのオンロードバイクでどれにしようか迷っている人がいたら、
自分はスーパーデュークをお勧めしたい。

ウェブや雑誌などでは圧倒的に690デュークがプッシュされてて、
スーパーデュークは全然宣伝されてないけど、
ほんとに良いバイクです。

とにかく“走ることを楽しみたい”という人に勧めたい。

バイクに走ること以外の何かを過剰に求めない人が適してる。
つまり、
モノはあんまり詰めないし(というか積載性はゼロといっていい)、
長時間走れば尻は痛くなるし(シートの硬さはモトクロッサー以上)、
アクセルに対してのツキは良すぎるし(ドンツキみたいな)、
やたらとオイルは減るし(回して走れば1000kmで数百ccは減る)、
乗り味はこれでもかというほど硬派(開けて乗らなければ浮いた感覚の足)。

その代わり、
条件が整った道は物凄く楽しい。
条件とは、路面状態がキレイであること。

荒れた路面では、サーキット向けにセットされた足は全くもって機能しない。
ただ、日本の峠や川沿いの道は大抵キレイ。ほとんど問題ない。

街中がしんどいバイクは、
そのぶん目的の道に着いた時に感じる解放感を一際感じられる。

バイクは不便なものだ、
と割り切ってる人なら、走りの楽しさだけで全てを許せるだろう。
と思えるぐらい、これまで乗ったどのバイクより走りが楽しい。


この乗り味を実現してる大きな要素が、
絶妙なギア比にあると思う。
LC8は良いエンジンだ。
その中で、ギア比が日本の道路にかなりマッチングしてる。

しっかりシフトチェンジしてアクセルをぐわっと開ける。
これがバイクを操作してる感の基本だと思うのだ。
これが出来ないバイクは、いつか飽きる。
直4のSSは、あまりにもオートマ感が強すぎて、シフトチェンジの楽しさに乏しい。
そんな風に感じてる人に最適なバイク。



という感じで、久しぶりに気持ちよく走れた。

帰りに眼鏡を調整しようと、学生の頃から世話になってる眼鏡屋へ。
自分、眼鏡がけっこう好きで、
この店へ来ると、衝動買いをしてしまうことがあって、
なぜか、
また一つ眼鏡が増えた。
安いものではないし、フレームで38000円もするのに、
なぜかこう、眼鏡に対しては財布の紐が緩い。
買うつもりはなかった。

$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと

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スペックエスパスというブランドのチタンフレーム。
エスパスのセルフレームをそのうち買おうと思っていたところへ、
面白いデザインのチタンフレームが出てたのでつい。

面白いと思ったのは、この眼鏡は単一のチタンフレームだけで構成されており、
ネジやロー付けはなし。
だからとても軽量で、付け心地も良い。
チタンをここまで扱える技術力は日本にしかないと聞いた。
福井県鯖江市。
製造工程をいつか見学してみたいなぁと思う。