ニオイヒバ「グリーンコーン」 | dukeのコニファー&陶芸ブログ

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過小評価されているものを発見することをポリシーとしています。コニファーと陶芸にはこだわりがあります。これらをブログで紹介していきたいと思います。

 今回のコニファー紹介は、ニオイヒバの「グリーンコーン」です。


 この「グリーンコーン」は移植や管理が容易でコニファーの中でもポピュラーな品種です。春から秋にかけて鮮やかな緑色をしています。冬場はややベージュがかった色になります。


 同じくニオイヒバに「エメラルドグリーン」という品種がありますが、幼苗のうちは、私には見分けるのは困難です。葉色で比較すると、春から秋にかけての葉色が「エメラルドグリーン」のほうが緑色が濃く、「グリーンコーン」は緑色が明るいような気がします。また、鱗葉が「エメラルドグリーン」のほうがやや粗くて厚みがあり、「グリーンコーン」はやや緻密で平べったいような気がします。


 ホームセンターの商品在庫で両方を比較してみましたが、向かって右側の大きい株が「エメラルドグリーン」で、左側の小さい株が「グリーンコーン」です。このように、決定的な差があるわけではないので、購入の際は品種名が書いてある札を信じるしかないと思います。大きくなると「グリーンコーン」のほうが細長い狭円錐形になりますので、なんとか見分けがつくと思います。(両方とも実際に栽培してみると分かると思います。)


 公園の建物の裏側、日光の差す時間が少ない北東側に鉢で6株植えられていました。半日影でも育ちますし、基本的に生育が難しくない樹種ですので、定期的に水さえあげれば、よく育つはずです。公園の樹木には相応しい品種と言えます。