スギ「グロボーサナナ」 | dukeのコニファー&陶芸ブログ

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過小評価されているものを発見することをポリシーとしています。コニファーと陶芸にはこだわりがあります。これらをブログで紹介していきたいと思います。

 今回の我が家のコニファー紹介はスギの「グロボーサナナ」です。

 
 樹形が円形になる矮性種です。スギですから、春先に花粉を出すあの悪名高いスギと同じですが、この品種では花粉が目に見えて飛んでいるのを見たことがありません。樹形もいいですし、日陰でも適応できますので、そういう意味では貴重な優良品種と言えます。


 1年でほとんど伸びません。これで、我が家に来て7年です。ポット栽培のものを購入し、一度地植えして、再び鉢に戻してからも元気に育っています。


 アップで見ると、スギの葉そのものでしょ。花粉症の人は見たくもないかもしれません。普通のスギだと、触るとチクチクしますが、この品種は触るとふわふわと柔らかいです。この点も違います。

 この葉の先端を切って、挿し木で増やすことに成功しています。2株あり、それぞれ既に直径20センチくらいの株になっています。日陰の環境にも対応しますので、1つは北東側のシェードガーデンに地植えしました。もう1つは、鉢植えでキープしています。