当店では、ドライクリーニング機の溶剤管理はしっかり行っています。
ドライクリーニングの溶剤は循環式。
銭湯のお湯、スーパー銭湯やホテルの大浴場のお湯と同じ様な感じ。
お湯は、完全掛け流しの温泉以外の循環式は、同じお湯を繰り返し使いますね。
浴槽のお湯をろ過器を通して循環させる事により常に清浄な状態をキープしてます。
ドライクリーニング機の構造です。
画像は東京都クリーニング組合さんの
ホームページより引用させてもらいました。
詳しく説明されてますので、是非是非ご覧ください!
さて、
洗濯物をドラムに入れて、洗い始めると、汚れが溶剤に溶け出して、溶剤は汚れてしまいます。
その溶剤は、ドラム→タンク→フィルター→吸着剤→ドラムを循環します。
何分か循環してるうちに、汚れはフィルターと吸着剤が取り除いてくれて、綺麗な溶剤になります。
これが、石油系ドライクリーニングのシステムなんですね。
もちろん、肝心カナメなのは、フィルター、吸着剤の定期的な交換です!
例えば、身近なところで。
掃除機のフィルター。
ゴミが溜まると吸わなくなりますね。
洗濯機のゴミ取りフィルターも、洗濯乾燥機のフィルターもそう!
ゴミや汚れを取るフィルターは、定期的に綺麗にしないと、効果がありません!
大浴場のお湯もそう!
浄化槽等のメンテナンスをキチンとしてなくて、お湯が汚れてたら?なんて思うとゾッとしますよね。
では、フィルター交換!します!
これは、当店のドライクリーニング機。
扉開けてますが、下にフィルターと吸着剤のタンクがあります。
当店のドライクリーニング機はダブルフィルター。
フィルターのみのシングルフィルターでもええんやけどね。。。
ここ!
左側にフィルターが、
右側に吸着剤が入ってます。
まず、フィルターから取り出してみます。
お客様の洋服等から出た汚れをタップリ吸い取ってくれてますわ。
これが新品ね。
タンクに入れまーす。
続いて、吸着剤の方。
このメッシュの筒に活性炭が入っています。
コレが入ってるんですよね。
こちらが新品。
外観上わからないけどね。
入れ替えて、セットします。
交換したフィルターと、吸着剤は業者さんが回収してくれて、リサイクルされるんですよね。
以前は、フィルターのみのシングルフィルターの機械やったんやけど、数年前の機械入れ替えした時に、ダブルフィルターに変更しました。
ダブルにすることにより、溶剤コンディションも格段にあがりましたね。
ドライクリーニングの溶剤管理をしっかりしているクリーニング店をご利用ください。
クリーニングから帰ってきて、変な臭いが着いてる場合は、
先ず、風通しの良い部屋に丸一日干してみる。
乾燥不十分な場合は、コレで臭いは取れます。
それでも、取れない場合は、溶剤コンディションの不良が疑われますね。
クリーニングに不安を感じられるなら、大阪の「クリーニングショップ中村」店長の私までお気軽にお問い合わせ下さい。
よろしくお願いします。