いや〜、旧正月が明けていよいよ暑くなってきたペナン。
プール日和が増えてきて、ちょっと嬉しい、じゅごんです♪


そんな中、本場インドでも危なくて禁止になった、タイプーサムという奇祭が行われました。

現在では、マレーシアとシンガポールのみで行っているらしく、この時期はインドからマレーシア、シンガポールへタイプーサムのために訪れるインド人も多いそうですw



さて、


ここからは……



奇祭タイプーサムの紹介をする訳ですが、心臓の弱い方、スプラッターなど、グロい系、気持ち悪い系が苦手な方は、今回の記事はスルーすることをお勧めします。

なんたって、あのインドで禁止されたお祭りですからw



もう、大丈夫ですね?
心臓の弱い方は見てませんね?


それでは、奇祭タイプーサムの巻、はじまりはじまり♪




わし「おい、太郎、次郎。ちょっと来なさい」
太郎「なに? 今、勉強で忙しいんだけど」

わし「べっ、べんきょう?」
太郎「うん、父上がインストールしてくれた、このオンライン教材面白くて。やり始めると結構ハマるね」

わし「ばかも〜ん! 勉強なぞ、しとる場合かぁ!!」
太郎「えぇ!? いつもは遊んでばかりいないで勉強しろ、って言ってるじゃん!」

わし「それはそれ、これはこれw 今日が何の日か知っているのか?」
次郎「タイプーサムでしょ。学校も祝日でお休みだし♪」

わし「あほか〜〜〜! なんでタイプーサムって知ってて勉強しとるんじゃあ!! まじめ君かっ! 1年に1度の一大スペクタクルショーやぞぉ!」
太郎「だって、気持ち悪いし……


わし「そういえば、太郎はまだ一度もタイプーサム行ってないやんか。もう小学4年やで。次郎なんて小学校上がる前から行ってるっていうのに。

一生、怖いものから逃げまくって夜逃げ同然の人生
颯爽とタイプーサムに参加し、身体に色々刺しまくって、みんなに拍手喝采を浴びる人生

どっちの人生が幸せや?」

太郎「どっちもヤダよぅ!」


わし「ほんま困ったもんや。……そや、良いこと教えてやろか? タイプーサムの苦行している人、おるやんか? あれ、ほんまはロボットやでw」
太郎「えぇ〜!」

わし「冷静に考えてみ〜な。あんなに針やら何やら体中に刺して、血も流れない、痛そうでもない。もう、これってターミネーターくらいしか考えられんやんw」
太郎「確かに、言われてみればおかしいよね?」

わし「そうや。人間の訳あらへん。ちゅうことで、全く怖くなし! タイプーサムいくでぇ♪ 年々ロボットも精巧になっているから、人間と見まごうばかりらしいぞ♪」
太郎「うん、ぼく、ロボット博士になりたいから、ちょっと楽しみになってきた♪」


ぶぅ〜ん車、ききぃ。
ばむっ。

着いたで♪




早くも、行者が練り歩く大通りに通じる道が通行止めに。



お祭りだけに、道すがら屋台も一杯、夢一杯♪



定番の、落花生やひよこ豆を煮たもの。
これを買ってパクつきながら、タイプーサムを鑑賞するのが、我が家の習わしw
塩味が効いて、普通にうまし♪

映画館のポップコーンみたいなものですねw




何や分からん、謎の像w
夜の部で使うのだろうか?



メイン通りが近づき、屋台も人も増えてくる。



問題が起きないように、警察もしっかり警備。



わしも大好き、ガネーシャ像♪
やっぱ、いいわぁ♪



そして、いよいよ参拝の行列。

ペナン島内で、ジョージタウンから有名なヒンドゥー寺院まで参拝に行く訳ですが、苦しみがあればあるほど御利益がある、とのことで、思い思いに【色々なことをして】山道を歩いていますw




わし「をぉ、来たで来たでぇ!」
太郎「凄い迫力だね! 来て良かった♪」

わし「だろ? 人生、無駄な経験などひとつもないぞ♪」



そして最初の参拝グループが通り過ぎる。


なにやら、見えてきた……



太郎「えっ、あれ、ほんとにロボット?」
わし「そうや、上の羽の所が、太陽電池になってて、そこから電源供給してるらしいぞ」




太郎「顔にも何か刺してるね。ロボットと分かってても、ちょっと気持ち悪いな……」



ドンドン、新しいグループが眼前を通り過ぎていく。




太郎「ちっ、父上、あっ、あれは?」
わし「予算の関係で、太陽電池が買えなかったんや。あれは自立式ではなく、あのヒモで前のロボットをコントロールしとるんや。後ろの人は本物の人やでw」











写真だけでは雰囲気が伝わらないと思うので、動画もいくつかw
 
 
 

太郎「ロボットとは思えないリアリティですね、父上。ちょっと気持ち悪くなってきました……」
次郎「ロボットの訳ないじゃん。お父さん、喉渇いたぁ」

あくまでマイペースな次郎は、これだけ生々しい映像を見ても、眉ひとつ動かさないw


わし「あっちでオレンジジュース、タダでくれるからもらって来なさい」



次郎「ほんとにタダでくれたよ! タイプーサムって凄いね!!」

もっと違う所で驚いて欲しいw



色々お腹一杯になったので、そろそろ帰ることに。

炎暑の中 見続けていたので、道中でアイス♪





超シンプル、着色料いっぱいの、身体に悪そうなアイスだけど、この感じがお祭りっぽくて、たまらん♪


そして……





をぉ、前から気になってたサトウキビジュース(ふれっしゅw)やぁ!

わし「わし、これ飲んでみたい」
太郎「ダメだよ。○○君のお父さん、これ飲んでお腹壊したらしいよ」

わし「知ってる。でも今日はタイプーサムや。きっとガネーシャさまが守ってくれる♪」
太郎「そうだね。ぼくも一度飲んでみたかったんだ♪」

そして、ばばば〜ん!



ずずず〜〜〜。実食。

わし「う〜ん、甘みはあるものの、それを補ってあまりある、まずい草の味やw」
太郎「甘いけど、ほんと美味しくないねw」

わし「お父さんは、もう堪能したから、あとは太郎にあげよう」
太郎「えぇ〜、ぼくもこれ全部は無理だよぅ!」


といいつつ、暑いせいか車に着くまでに飲みきる太郎。



そして……

この日から、謎の下痢&高熱で1週間ほど寝込んでしまった太郎であったw

タイプーサム、おそるべしw