サッカー日本代表vsタイ代表 今年の初観戦は12年ぶりの代表戦、勝ったのは嬉しい。でも… | 決闘王F.Kのブログ

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 2024年最初のイベントは、サッカー日本代表戦。現地で見るのは久々だと思って調べてみたら、何と12年ぶりでした。香川真司や本田圭佑が主力として活躍していた頃で、新年早々に時の流れの早さを思い知らされました。

 

 場所は国立競技場。去年の昇格PO以来に訪れました。

 あの時も人の多さに驚いたけど、今回はそれ以上で、何と61,916人もの大観衆が集まりました。私もそうだけど、正月から暇な人達が多かったんですね。いや、正月だからこそか。代表戦初の正月開催、今後は定着するかも。

 

 広大なスタジアム全てが日本代表を応援する雰囲気。思い出した、これぞ代表戦という感じ。

 入場時にバンドを貰いました。良い記念品。

 

 今年初のスタグルにして外食は、フランスドッグと焼きそば。場外のキッチンカーには長蛇の列が出来てたけど、場内は割と空いてました。

 国立では今まではゴール裏だったけど、今回はメイン側の3層席で観戦しました。席指定が分かり難くて違う席に座っちゃったけど(苦笑)。

 ゴール裏では全く違う高さに驚きましたが、試合はとても見易かったです。流石、それなりのお値段の価値はある。

 

大観衆によるコレオグラフィ、試合前の総大なパフォーマンス、両国の国歌斉唱…。いずれも代表戦らしくて、試合前から高ぶらせてくれました。

 

 今回の相手はタイ代表。お正月にわざわざ日本まで来てくれて、ありがとうございました。

 タイのサポーターも沢山来ていました。試合中、ずっと陽気な声で歌っていたのが印象的でした。

 

 では試合について。

 今回の日本代表はレギュラー選手の体調やスケジュールの都合もあり、若手中心で編成されました。先発メンバーで代表での出場経験が10試合以上あるのは、田中碧と伊東純也のみという、良く言えばフレッシュな、悪く言えば未熟な面々による編成です。

 前半はフレッシュさも未熟さも出ていました。開始直後のピンチ以降はタイの選手とは個の能力で勝っているのでボールを取りまくり、ほぼハーフコートゲームな展開にしたのですが、連携が上手く行かずタイの守備を破れない。元日からイライラさせないでくれよーと思いました。

 森保監督もこの状況には不満で、後半頭からレギュラー格の堂安律と中村敬斗を投入。すると一気に日本の攻撃が整い、あれよあれよのゴールラッシュ。タイのオウンゴールもありましたが、終わってみれば5-0の大勝。昨年から続く連勝&複数得点記録を9に伸ばしました。

 

 勝ったのは嬉しいし、正月から気分スッキリさせてもらい満足しましたが、レギュラーと控えの差が大きいのが気になりますね。伊藤涼太郎等の初招集された選手はともかく、他はもう少し頑張らないと。

 にしても12年前と比べて、海外所属の選手が増えましたねえ。先発も控えも海外ばかりで、国内組の方が珍しい。日本サッカーの成長を感じる反面、少し寂しい気もします。いつか東京ヴェルディの所属選手も、代表入りしてほしい。代表のチャントの選曲はヴェルディのと被るの多いし。

 

 それでも「いやー、正月からええもん見せてもろたわ、良かった良かった」と帰路についたのですが、帰宅してからニュースを見ると北陸で大地震が起きており、TVもネットも大騒ぎ。おいおい、おめでたい元旦から何という事を……。

 サッカーも日常も、楽しめるのは平和であってこそ。しかし人間の平和なんて、大自然の気まぐれであっさり崩れ去る。被災された方々の無事と、1日も早い復興を願っています。