横浜FCvs東京ヴェルディ 6得点で5連勝! 断言しよう、今のヴェルディは本当に強い! | 決闘王F.Kのブログ

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週刊少年ジャンプ、東京放映のアニメや特撮、サッカーの試合(東京ヴェルディのサポです)やライブの感想を書いています。

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ガーネット(以下ガー)「キターッ!!!! 横浜FCには前の試合で負けているからリベンジを期待してたけど、見事にやってくれた!! ヴェルディにとっては最高の週末が待っていたわ!!」


仁虎(以下ニコ)「横浜FCとは相性が悪いんですけど、まさかこんな大差で勝つなんて……。ちょっと信じられませんね」


ギアボルト(以下ギア)「信じられない事が起きるのがサッカーです。まあ今のヴェルディが絶好調で、横浜が4連敗中と絶不調だった事も大きいと思いますが」


ガー「横浜が不調だから怖かったのよ。去年後半の讃岐と富山、今年はホームでの大分戦がそうだったけど、ヴェルディはそういう不調な相手に勝ちを譲る変な優しさというか甘さがあるから」


ニコ「そうなんですよねえ。その変な優しさのせいで勝ち点を失って、去年は苦労しました」


ガー「でも今のヴェルディは、いい意味で情け無用だったわ。相手が好調だろうと不調だろうと勝つ、簡単には揺るがない盤石な強さを身に付けていたの。ううっ、よくぞここまで……」


ギア「やれやれ、年寄りは涙もろくて困ります。ともあれ私達は先々週のベレーザの試合以来、二週間ぶりにニッパツ三ツ沢球技場を訪れました」


ビジョン
道
入口
ニコ「去年の横浜戦は都合が悪くて来られなかったので、ヴェルディの試合で来るのは2年ぶりです。選手達の旗がたくさん飾られているのは変わっていませんね」


旗
ギア「元ヴェルディの小池純輝の旗もありました。逆光になって顔が映っていないのはカメラマンが未熟だからです、すいません」


マッチデープログラム
ガー「マッチデープログラムも純輝が表紙だったわ。チームが勝てない状況に苦しんでいるみたいだけど、ヴェルディとの試合以外で活躍してレギュラーの座をガッチリ掴んでほしいわね」


ニッパツのピッチ
ガー「ベレーザ戦はホーム側からだったけど、今回はアウェイ側よ。どっちから見てもピッチが近いわね。いいスタジアムだわ」


レース1

レース2
レース3
ニコ「この試合もヴェルディ・横浜・大宮・千葉による首都圏バトル4の一戦として行われましたが、この企画には首都高バトルというレースゲームシリーズを作っている元気という会社も協力してくれています。今回のマスコット対決は、そのゲームによる対戦になりました」


レース4
ガー「このレースの為に元気さんがわざわざチームカラーに合わせた車をデザインしてくれたの。車の前面にチームのエンブレムが入っているんだけど、ゲーム画面ではなかなか見えないのが残念だわ」


レース5

レース6
ギア「味スタでの対決ではフリ丸がヴェルディ君に勝ちを譲ったり、大宮ではミーヤがヴェルディ君の邪魔をしまくったように、マスコット対決はホーム側が勝つのが暗黙の了解になっていました。しかし2人とも指が太いからかド下手で、逆走したりガードレールにぶつかりまくったりで、まともに走らせる事さえ至難の業。グダグダな展開には司会者も困っていました」


レース7

レース8

ニコ「ですがスピードには乗らなかったけど、前に進み続けたヴェルディ君が勝利してマスコット対決を制しました。これはヴェルディ君にとっては予想外の結果だったらしく、対戦後はフリ丸を慰めていました」


ヴェルディ君1

ヴェルディ君2
ガー「この後、ヴェルディ君はゴール裏にも来てくれて、写真を撮らせてくれたり、コールリーダーをやったりしたわ。話せないんだけど」


ヴェルディサポ
ニコ「アウェイのゴール裏はヴェルディのサポーターで埋まりました。大宮のアウェイ席が狭くてサポーターが密集して応援した結果、チームを勝利に導けたと確信しているからか、味スタでも集まって応援するようになりました」


ギア「応援が選手に力を与えてくれる事を教えてくれた大宮に感謝します。9月のホーム戦でも勝たせてもらいます。大宮はヴェルディに負けてから勝ち続けていますが、今の、いえ更に成長したヴェルディならJ2最強の大宮にも勝てると思います」


ガー「ギアちゃん、凄い信頼っぷりね。まあ今回の試合を見ればそう思うのも当然だけど」


横浜のチャンス
ニコ「横浜のコーナキックやフリーキックの時、こんな映像が映されます。確かにたくさんのタオルがブンブン回されているのを見ると、選手もやる気が出るでしょうね」

ハーフタイム1
ガー「ハーフタイムにはアウェイのゴール裏にヴェルディ君とフリ丸、そして、


ハーフタイム2
横浜市の選挙マスコット・イコットと、


ハーフタイム3
次世代 SNS アプリ「Catchboard」のオフィシャルマスコットのキャッチー君が来てくれたわ。ヨミウリドッグより可愛いわね」


横浜サポ1

横浜サポ2

横浜サポ3
ニコ「こちらは 横浜FCのサポーターの皆さんです。うーん、味スタでもそうでしたけど、ゴール裏の人数が少なくなっていますね。メインスタンドやサイド席の方が埋まっています。土曜日のナイターで入場者数が5,321人というのは、横浜にしては寂しい気がしますね」


ガー「ヴェルディも経営が苦しいけど、横浜も苦戦しているみたいよ。今年のシーチケの売上、去年より3割落ちたって噂だし」


ギア「加えて今の横浜は絶不調。後半戦、セレッソに引き分けて岐阜に勝利した後は4連敗。しかも無得点&複数失点での連敗です。攻撃も守備もまったく機能していません」


ガー「4月に味スタで戦った時は守備の堅さに苦しめられたけど、見事なまでに別のチームになっちゃったみたいね。何があったのかしら?」


ニコ「僕たちは横浜サポでないので分かりません。それに相手チームがどんな状態であっても、全力でぶつかって勝利あるのみ。それが今年の東京ヴェルディですよ」



ギア「ここで空気を変えて、恒例のスタ飯紹介コーナー。今回はニッパツ三ツ沢球技場よりお送りします。ここはアウェイグッズを持っている人はホーム側には入れず、ホーム側で売られているスタ飯は食べられません。2年前に来た時は焼きそばやフランクフルトなど定番のメニューしかなくてガッカリしましたが、今年は割と揃っていました」


ベーコン

ギア「まずはこちらのベーコンスティック(550円)。分厚いベーコンをそのまま焼いた、豪快な一品です。塩気たっぷりで健康には悪そうですが、夏の暑さは汗と一緒に体から水分と塩分も奪っていきます。このベーコンなら塩分補給も出来ますね。ムシャムシャ」


タコス1
タコス2
ギア「次はデラックスタコス(550円)。パリパリのタコスの中にはポテトとチーズとベーコンが入っています。えっ、さっきのとベーコンが被ってしまった? 気にする必要はありません。私が尊敬する井之○五郎さんも、豚と豚が被ってもあまり気にせず食べてました。パクパク」


かき氷
ギア「デザートはかき氷(300円)。この日はそんなに暑くはなかったのですが、かき氷を食べた試合は勝率が高いので買いました。かけ放題のシロップはヴェルディと横浜FCのチームカラーに因んだ、緑のメロンと青のブルーハワイです。敵を食べつつ味方で満足します。ゴックン」


ガー「腹ごしらえも済んだ所で、いよいよ試合開始! まずはこちらの公式記録を見てちょうだい。どう思った?」


公式記録


ニコ「僕達は現地で試合を見ていましたけど、改めて見るとこの勝利が信じられませんね。ここ最近、1点だけしか取れなくて、前節の讃岐戦で久しぶりの2ゴール。今回も1点を巡る試合になると思っていたんですけど…」


ギア「この試合のヴェルディは今までのヴェルディではありませんでした。ああ、大宮戦の時のヴェルディに近いですね。ハイプレスとショートカウンターを武器に、首位のチームに堂々勝利したあの時のヴェルディに」


ガー「いいえ、あの時よりも格段に成長しているわ。横浜には前回の対戦では1点も取れなかったのに、今回は6得点の大勝! こんなに強いヴェルディを見たのは、ひょっとしたら初めてかも。ああ、わざわざ横浜まで来た甲斐があったわ」


ギア「ですが目の前で見ても、この大勝は信じられません。去年のダメダメだった頃と主力選手はそんなに変わっていないのに、いえむしろ若手が増えてチームの完成度は下がっていると思われたのに、この強さ。冨樫監督がここまで名将だったとは、嬉し過ぎる誤算です」


ニコ「前半は完全にヴェルディがペースを握り、横浜にほとんどチャンスを作らせませんでした。前線を走り回った高木大輔選手と杉本竜士選手も素晴らしかったけど、中後雅喜選手の功績を忘れてはいけませんね。中盤の底を支え、状況に合わせて前線に様々なパスを送る。ピッチ上での実質的な指揮官です」


ガー「守備ではGKの佐藤優也を中心に、キャプテンの井林章が選手達を纏め上げている。井林はウェズレイ、福井諒司、今回は田村直也と若手の畠中慎之輔とだったけど、誰と組んでも万全の守備力を発揮するJ2屈指のCBに成長したわ。そして敵の攻撃時にはMFはもちろんFWも守備に参加して、前線から敵のチャンスを潰してセカンドボールを拾いまくる。去年の湘南を思い出させる動きと強さだったわ」


ニコ「前節の讃岐戦でもチャンス自体はかなり作っていましたが、ここまでの決定力を出すとは思いませんでした。日本代表にもこの決定力が欲しいですね」


ギア「3点リードで後半を迎えましたが、横浜は開き直ったのかキングカズを黒津勝を交代させて、猛然と襲い掛かります。危ないシーンも結構有りました」


ガー「3点差が安心できないのは、ヴェルディサポが一番良く知っているからねえ。岐阜戦では追う立場だったけど、今回は追われる立場になった。この時間帯はなかなか苦しかったわね」


得点直後1

得点直後2
ニコ「しかしその苦しい時間を耐え凌いだヴェルディ、再び自分達の時間を迎えると南秀仁選手と安在和樹選手が決めて5-0になりました。写真はゴール直後のものですが、南選手も安西選手も味方の選手と抱き合って喜んでいますね」


ギア「はい、そこの腐女子、妙な想像をしないように。この後、横浜の黒津に執念のゴールを決められて無失点記録は途絶えてしまいましたが、やられたらやり返すとばかりに安在が再びミドルシュートを決めて6点目。これで完全に勝負あり、でした」


ガー「私達がヴェルディの試合を見始めて初めての、ヴェルディにとっては2011年以来となる5連勝! 6点も取ったのも4年ぶりだそうよ。私達はヴェルディの歴史の目撃者になったのね。感動だわ……」


ラインダンス1

ラインダンス2
ニコ「試合後のラインダンスでは、この日が誕生日だった村田コーチ(2枚目の写真の中心、グレーのシャツを着ている人です)に水やジュースを掛けて祝福しました。安在和樹選手も前日が誕生日だったんですね。バースデーゴール、おめでとうございます」


ガー「安田晃大もこの日が誕生日だったんだけど、愛媛にレンタル移籍しちゃったのよねえ。手放すには惜しい選手だったけど、愛媛での活躍を祈っているわ」


ギア「安田が抜けても今のヴェルディは強い。そう言い切れます。90分走り回っても衰えない体力、そこから繰り出されるハイプレスで相手からボールを奪い、様々なパターンで攻撃する。元々テクニックは持っていますから、そういうサッカーが出来るようになったら強い筈です」


ニコ「大分戦で相手の気迫に飲まれて負けた事も、いい経験になっているみたいですね。相手がどんな状態でも侮らず、全力全開で挑む。今回の試合でもこれだけの点を取っても守りに入らず、更に追加点を狙っていました」


ガー「去年の今頃は絶望してたけど、あれから1年でこれだけのチームになるなんて思わなかったわ。長かったJ2もこれで3分の2が過ぎて、ここから更に厳しい戦いになるだろうけど、今年のヴェルディならやってくれるわよ」


ギア「磐田が京都と引き分け、セレッソが千葉と引き分けたので磐田との勝ち点差は2に縮まり、セレッソとは4に広がりました。周りの状況もヴェルディを後押ししていますね。このチャンス、逃す手はありません」


ニコ「ですが次の相手は後半戦好調の徳島ヴォルティスです。しかも今回大活躍した高木大輔選手は、累積警告で徳島戦には出られません。楽な試合にはならないでしょうね……」


ガー「それでも私はヴェルディの勝利を信じて応援するわ。せーの、」


3人「「「頑張れ、東京ヴェルディ!!!」」」


さらば三ツ沢
ガー「最高の気分で三ツ沢球技場を後にしたわ。横浜の夜景が輝いて見えたわ。来年はこの町でマリノスと戦いたいわね」


ギア「調子に乗り過ぎです。足元を掬われるフラグを建てるんじゃねーよ、です」