
「我が家ベランダの水はけが悪いようなのですが・・・
あひるママさんのところはいかがですか?」と。
そこで、あひる流で色々とベランダについてお話できれば。と思います。
例は我が家のフレックスの2Fの大きめなベランダです。
仕様や形、大きさによって、ベランダの構成、構造は異なります。
まずはベランダ床の構成からです。

※フレックスの歩行仕様の場合の構成(詳しくはこちら )
この水色の「スタイロエースⅡ(35mm~)」で勾配を取っている形になります。
ベランダの形状にもよりますが、
我が家のベランダのスタイロエースの厚さはこんな感じになっています。

※リビング前の青い部分はおおよその開口部(窓)、左下右の水色の部分は排水口。
窓の前の中央部に65(mm)と書かれた場所があります。
そこが我が家のスタイロエースが一番厚い場所です。
そしてその周りを55mm→45mm→35mmと
外側に行けば行くほど薄くなります。
65mmの外側からベランダの端(35mm)の部分まで約2745mmあります。
水上から水下までの高低差は65mm-35mm=30mmです。
30/2745の水勾配になっています。
水勾配は1/50~1/100が一般的と言われており、
その表記に合わせて書くと我が家の水勾配は1/91.5と言うことになります。
ヘーベルハウスの水勾配の基準は1/90なので、
ほぼ同じと言う結果になりました。
じゃ、実際に1/90ってどれくらいの角度なの・・・?と疑問に思い
パパ様に聞きました。
ササっと図面を書いて、「約0.63度だね♪」とのお返事。
この辺、文系のあたしにはサッパリです

※1/50とか1/100って言われてますが、この数字、
同一単位で長さに対し、1下がる(上がる)勾配の事を言います。
わかりやすく今回はcmで説明しますと、
1/50とは50cmの長さに対し1cm勾配が付いていると言うことで%で言えば2%の勾配。
1/100とは100cmの長さに対し1cm勾配が付いていると言うことで%で言えば1%勾配。
と言うことになります。
そこで実際に現場のベランダで計測してみました!

担当はイケメン(自称)パパ様!

最近メタボ腹になりつつあるので、イケメン(自称)の座危うし!
本人も危機感を感じてるらしく、、あたしがブログを書いてる間腹筋を頑張ってます

防水シートが重なってる部分はデコボコしているので除外して、
その他は概ねこんな感じ。

あ、すみません。数値見えないですよね。

1弱といったとこでしょうか?
「パパ様ぁ!0.63とかじゃないんですけどぉ


「うん。」
・・・うん。って


あたし的には0.63って数値が出るとばかりに思ってました

「環境報告書見てみ~」と言われたので見てみました。
あ、旭化成ホームズの環境報告書はだっきーはうすのバイブルです

結構ここから調べてくることも多いんですよ♪

ヘーベルハウスの防水シートは全面接着しない
「絶縁工法」と言われる方法で施工されていて、
日射熱による伸縮や、地震によるズレなどに対応しています。
「完全に密着してないから、浮いてるところがあって、
正確に測定することは難しいんだよ」
「・・・・じゃぁ、測んなくてよかったじゃん・・・」
「設計者というものは、わかってても測りたくなるもんなんだよ

「・・・・」
完全にパパ様ペースです。
そして、排水口の付近はガクッと下がってます。

この水色の溝の部分(ベランダ床の外周部、クレガーレのネットが貼られるところ)は
フラットになってます。
排水口に向かって傾斜がついてると思いがちですが、そうじゃないんですよ

よって、ベランダは環境によって、この隅のフラットな溝の部分や、
防水シートの凸凹した個所には水が残る場合もあります。
基本的には自然蒸発で、
気になる場合は時々で構わないので
柔らかいもので優しくふき取ってくださいby工事担当さん
ということでした。
最初はなんで、勾配つけないの?って思ってしまったんですが、
35mmからガクッと勾配を取っているので、スタイロエースの厚みも薄く、
現在の仕様ではそこから勾配というのは、
設計上難しそうだなぁ・・・という印象を受けました。
ちなみに、某ブロガーさんからのメッセージが届いてから、
水はけを気にして見ていました。
雨が降った次の日にはカラッと乾いていて、心配はしていませんが、
タイルを貼った後、入居後も引き続き観察し、レポできれば。と思っています。
ただ、今日パパ様ベランダで測定中に
「あちっ


夏の暑さの方が気になったあひる邸でした。
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