「ありがとう」

 

日常でいちばん口にしようと心がけている言葉です。

 

この言葉には不思議なパワーがあって

なんざましょ?言われると、確かにがんばれちゃうのよ。

ああ、でもこれ、父の日の新聞広告だったのだが

私も昔は一年に一度くらいでもがんばれたかもだが

今はムリっす笑い泣きアセアセ

一日がんばれるかどうか・・・

何より言葉だけじゃなぁ・・・・ておいおい爆  笑雷

 

 

 

 

まだばーちゃん存命中のこと、

ばーちゃんはホント、「ありがとう」が言えないお方で。

 

結婚する前、夫とは毎週のように会ってそれなりにふたりの時間もあったのに

結婚してみたらば思ったより激務なお方で

正直これってどうよ?て。

うちは台所もお風呂もトイレもひとつの完全同居だったんで、

これじゃあどう考えてもばーちゃんと過ごす時間の方が多くね?て。

それこそ、実父母だってあたしゃハタチで家を出たんだよ。

でもって、それこそ10代に限って言えば、

家族で共に食卓を囲んだ記憶ってほとんどないのよ。

旅行ったって互いのじーちゃんばーちゃん家よ(それは帰省)

何度も言うが、決して不仲とか、ではないのだが

家を出てからだって、電話だって年に2∼3回、会ったのも数えるほど。

これ、リアルに言うとどんびきされるから言わないけど

だって、仕送りは振込できるし、他に何の用事があるのかという話。

 

それなのに、ああそれなのに。

これまでまったく赤の他人だったばーちゃんとは

ほぼほぼ三食共にして、朝起きても居て、夜も居て(あたりまえか)

介護が始まってからはお風呂も一緒で

そこに夫はほとんどいなかったのに・・・のにのに。

一応息子が小学生くらいまで恒例だった家族旅行ももれなくついてきて

(一応私にだっていろいろ夢やイメージあったのに・・・のにのに)

となると風呂もお風呂一緒かよ・・・て。

 

それでもヨメの私はそれこそ通院から親戚回り、墓参り

買い物から果ては旅行や演歌系のコンサートと

いろんなところに一緒に行ってて。

そうなのだ。それはそれは優しいヨメだったのだ。(自分で言うな)

 

でも、本人のクチからありがとうなんて一回もなかったなー。

それどころか、文句ばっかりよー。

たぶん、ばーちゃんにとっては「当然」だったのでございましょう。

あ、でも、そうでもなかったのかな。

やっぱり喜んでいたのかな。

よく利用していた老健ではスタッフ全員が

「80歳の誕生日はディズニーランドで祝ったこと」と

「石川さゆりも北島三郎も、梅沢富美男だってみたことある」とか知ってたし爆  笑雷

 

我ながらマジよくやったと思うが(だから自分で言うな)

それをやってこれたのは、

夫がマメに「ありがとう」って言ってくれたからだと。

 

あくまでも今思うとね、なのだけど

夫も大変だったと思うよ。

夜中過ぎに帰ってきて、夕飯食べて、

まず、ばーちゃんからグチを聞き(私は夕食片づけたら早々に二階に行ってた)

やっと解放されてお風呂入って眠ろうとしたら

今度はヨメのグチを聞き。

そして朝、出勤。

 

地獄だ・・・笑い泣きアセアセアセアセ
 

ま、そのうち息子が生まれて

ばーちゃんも確実に老いていき

それはそれでいろいろあった気もするが

ぶっちゃけみるみる要領よくなって

メンタルもどんどん超合金化してしまって(おいおい)

すると、なかなかその先には「面白き事」があることに気づき。

 

ばーちゃんも息子も、なかなかのカオスっぷりだったからねぇ爆  笑雷

そうね、なんと言ってもブログネタにはことかかなかったな(遠い目)
 

 

て何の話だっけ?

そうだ「ありがとう」はイイ言葉だなぁ、て話。

 

あ、今でも夫はよく言ってくれますよ。息子もね。

て、もしかして私、態度で訴えてますかね?爆  笑雷雷雷

あ、あと、やっぱり今はもう、「言葉だけ」じゃダメです爆  笑雷雷雷雷

 

 

 

朝活カメラカメラキラキラ