ひとことで言うなら

「だじゃれ本」である

 

どこかで聞いたような、しかしどれもどこかが違う何かが違う

てか、何もかもが違う爆  笑雷

とにもかくにも楽しすぎる爆  笑雷雷

 

「罪と獏」「ぱしれメロス」「ひるまの賭け事」などなど

とこれ以上はネタバレになるといけないのでよしておくが

そのタイトルだけでじわじわとくるのに

さらにその解説とかあらすじがもう読めば読むほど果てしなくばからしくおかしく。

この発想はいったいどこから来るのだ。

もうこれ書いた人天才、て。

「エデンの干菓子」って何だよ・・・・

もうね、読んでる間も、読み終わった後も

なんざましょ?この思い出すと鼻笑いが出て

そしてじわるカンジは?

 

てか、これ書いた人は、すんげーフザけてるのだけど、

おそらく元ネタをきちんと「読んでる人」だと。

かなりの読書家と見た。

ただの「だじゃれ」ではないのだ。

パロディーとも少し違う?「オマージュ」と言った方がしっくりくるかも。

 

著者の本業は、切り絵作家。

これも切り絵の作品のひとつのジャンルとして発表したものを

このたび一冊の本にまとめたそうな。

 

タイトル通り、まったくの「偽物」で、

こんな本などどこにも存在していないのに

なんなんだ?この、

無駄に重厚な読み応えは

なんだか改めて元ネタ?を読んでみたくなってしまうではないか。

 

秀逸です。

各地で「偽本展」を開催しているとの事ですが

ぜひとも一度この目で実物を見たいものだと切に切に。

 

 

↓コチラと同じかほりがする・・・?