幸四郎の幸四郎による染五郎の映画
・・・ておーい
ただ、私にとっての鬼平は、
現白鸚でも故吉右衛門でもなく
萬屋錦之介なのでありました。
あの、傷と闇、清濁合わせもった色気、と言うか、気迫、と言うか。
そこは幸四郎はまだもうちょっと時が必要かなぁ・・
てだから私は何様なんだよ
ただ、これはおそらく回を重ねて育っていくものであろう故
どうやらシリーズ化されるらしいので
ぜひとも長く続けてその成長を楽しみにしたいかな、と。
そう切に願ふ、てだーかーらー
幸四郎、やはり殺陣、素晴らしいです。
そして若き日の鬼平染五郎も負けず劣らず。
もちろん、殺陣だけではなく、
その立ち居振る舞い、袖や裾さばきそのひとつひとうの佇まいですね。
これがやはり歌舞伎役者の強みなのかしらんね。
ただ、その殺陣シーン、かなり強烈でございました。
文字通り『血闘』
鬼平、おまえはジョン・ウィックかよと思いました。
て、今度『ジョン・ウィック』観たら
「鬼平かよ・・」
そうつぶやくかもしれません。
そのくらいぐさぐさ斬ります斬られます。
↓『ジョン・ウィック』レビューはコチラ
あと、柄本明さんの達者ぶり
今作の敵である北村有起哉さんのクズっぷりも必見でございます。
あと、火野正平さんの安定の犬っぷり?
朝活カメラ