シアター1010に行ってきた
「1010」って何?と思ったら
ここ、北千住にあるのだけれど
「千住→せんじゅ→せんじゅう→1010」との事
まさか収容人数も1010人?と思ったらそこは701人だそうな
『寿柱立万歳』(ことぶきはしらたてまんざい)
いきなりの咲寿さまの義太夫からでその時点でテンション
でねー、いえね、元々お声がイイお方なのだけれど
なんざましょ?艶?ゆらぎ??
耳の奥、三半規管の奥までくるくると入ってきて身体中に循環するカンジ?
伸びるところなんて鳥肌モノ。
良かったーっっ
人形の衣装も華やかで踊りも楽しくて。
鼓をぼーんと投げてキャッチとかもあって盛り上がり
もううっとりざました。
豊竹若太夫襲名披露口上
この日のメインですね。
緑の裃を着た方々がずらり。ええ、勘十郎さまもいらしての口上。
『和田合戦女舞鶴』(わだかっせんおんなまいづる)
若太夫&清介、そして勘十郎が登場。
勘十郎の役は、息子に腹切らせて、その首をちょんぱして
ええ、あれですよ。忠義のために、てやつですよ。
文楽や歌舞伎あるあるですよ。
やはり勘十郎は別格なのだ。
『近頃河原の達引』(ちかごろかわらのたてひき)
心中モノでございます。文楽定番
人殺しをしてしまった男をあきらめきれないおしゅん。
「死ぬしかない」
このキモチ、もう誰にも止められません。
結局、ふたりと、あとなぜか猿一匹は死出の旅へと・・・。
劇中何回か猿が出てくるのだが、
これが妙にかわいい。
かわいいが故に、最後「まさかの道連れ?」と釈然とせず。
この演目では三味線に友之助がいて。
やはり麗しく。ついついそちらに集中してしまったワタクシ
今回、やはり主役は襲名した若太夫なのでございましょうが
個人的にはやはり咲寿さまがとにかくすばらしかったっ!!
ふたたび言わせていただくが
元々、目をつけてはいたのだが
やはり私の目に狂いはなかったと確信。
ますますこれからが楽しみになりました。
ああ、文楽まつりでツーショット撮ってて良かった・・ておーい
↓この時のことね♪
最初に目をつけた時
幕間に肉まんとロールパンサンドを食す我なり