ここの展示って穴場だよなぁ・・・と思う今日この頃
ひと昔前なら、絶対ビビって入れなかった和光も
「歌舞伎」というワードにつられて何回か足を運ぶうちに
「全然」とまではいかないがずいぶんと平気になった・・ておーい
そのうち常連さんになるかも・・ておいおーい
ええ、あちらにとっちゃ、イイ迷惑かもしれんが
会場に入ると
いたるところに
ペルシャ絨毯がたーくさん！！
ええ、もちろん今回も入場無料
まず値札を見て桁数７を確認（見るよね）
さすがにドキドキしたが、平静をよそおい、
まずは入り口近くのビデオ上映をば。
これがねー、もう感動もので。
毛を刈って糸を紡いで、染めて、織って、
もうそのひとつひとつがそれはそれは緻密で繊細。
職人さんの手元はまるで美しい舞いのよう。
でもって、こんなにもたくさんの人間が、たくさんの工程と時間をかけて・・・
なんか途中から涙が出そうになるくらい感動した。
どうやら、ただでさえ高価なペルシャ絨毯なのに
ここでとりあげているのはさらにこだわりのものらしい。
ビデオを見た後の実物たちは
もう値札は二の次で（見たけどな）
なんだかさっき見た映像が蘇ってきちゃってさらに感動。
おそらくそんな私の様子に、スタッフは
「身なりはさえないがもしかして」感を感じたのかもしれない。
「お手に触れてみませんか？」
「え？イイんですか？」
「もちろんでございますとも」
そしていろいろ説明してくれて、
私も質問とかしちゃって
またね、スタッフさん、丁寧でやさしいだけではなく、知識豊富。
帰りにはまるで本のようなカタログまでいただいてしまった。
もちろん買わんかったけどなっ！！
てか・・・・買えんよね
と、ホント、軽い、どころかほぼひやかしで入ったのに、
このような至福のひとときになるとは思わなんだ。
時計を見たらゆうに１時間を過ぎていて
ああ、でも、他にほとんど客は見かけなかったから許してー。
でもでもでも、
よかったーっ！！
せめておみやげは和光で・・ておーい
「パイナップルパイ」季節限定品。
ひとつひとつ、このようにおしゃれな和光柄の箱に入っていて。
ひとつ税込み700円だが
ついさっきまでの値札で感覚がマヒしたのか
なんだか「割安感」感じてしまって（目を覚ませ！私）
たぶんふだんなら一個を家族三等分するところを
今回なんと
「一人一個ずつ」
でございますおほほ