もうね、最近はギリギリで公演中止とかも珍しくなくて

ちなみに一部は今やってませんアセアセ

もうドキドキで迎えた当日。

幕が開く「柝の音」が鳴ったとき、ちとうるっとしたのは私だけではないはず・・・

 

 

『弥次喜多流離譚』(やじきたリターンズ)

三年ぶりの弥次喜多シリーズ。

猿之助&幸四郎コンビが歌舞伎座に帰ってきました!

 

楽しかったーっっ!!

 

もうね、遊びゴコロいっぱい。

過去作品や古典ネタをちりばめながら

役者同士の掛け合いがとにかくテンポがよく。

その中に時々込められた今の状況へのメッセージ、というか風刺も効いてて

本水あり、宙乗りあり、早替りあり。

宙乗りなんてね、ゴンドラでではあったけれど

なんと御年91歳の寿猿もやったのよ。

花道に立って、黒衣さんがワイヤー持ってきたとき

さすがに会場がどよめいてました。

あと、先日バレエを観て「これは歌舞伎の『立ち回り』だ・・」と思ったと書いたが

「これはバレエの『コールド』だ・・・」というシーンもあった。

 

そして何よりも何よりも

ええ、猿之助と幸四郎も良かったけれども

染五郎と團子ですよ、

このシリーズ、何を隠そう全作観てますが、

その成長っぷりには目をみはるものが。

今回そりゃもう大活躍。ふたりとも、女形と立役のふた役

ふたりともまー、キレイ。うっとりざました。

その早替りがこれまたすごい。

大河ドラマで染五郎、ちょっとイイなと思ったそこのアナタ

ぜひとも観ていただきたい。

そして團子にも大注目していただきたい。

 

もうね、会場も大盛り上がりでしたよ。

大向こうはね、まだやっちゃいけないのだが

その分いたるところで拍手が沸き起こり、また、やまない。

でもって、踊りのシーンなんて手拍子が。

宙乗りのときは拍手もだが、手を振っている人多数(私も振った)

でもって、最後、私、涙出たもん。

 

さすがにもう一回・・・はムリだが

それでもこのコロナ禍じゃなかったら、幕見席があったら

私は絶対行ってたよ。ええ、マジです。

 

 

 

開演前、歌舞伎座地下木挽町広場内のタリーズにて

ソイラテ歌舞伎バージョンでひとやすみ音符

そして↑は帰りに駅売店で買った「花咲ガニめし」

閉店間際だったのでなんと半額!

て、元々1700円ちょっとするんだけど。

で、ずわいがにだと1400円。

せっかくだからここは花咲カニよね♪

 

もちろん家で夫にもちゃんと分けてあげましたよー♪

ええ、もれなく「染五郎と團子がいかに大人になっていたか」を聴きながらですが何か?爆  笑雷雷