シネマ歌舞伎に2000いくら出すくらいなら
あたしゃ、幕見に行くよ♪
日頃そう豪語していた私でございますが
このゆゆしき非常事態、んな事ばかり言ってはおれず。
映画は先日『ひまわり』で再開しましたからね
その時、情報をGETしたのでありました。
ちょっとー！
愛する菊之助サマですわよっ！！
しかも相手は玉三郎ですわよっ！！
これ、とにかく踊りがたっぷりな演目で
唄や三味線もたーくさん、
衣装だって絶対華やかだし
え？今回なぜか1200円？
そのときから、もう、絶対行くと心に誓っていたのでありました。
で、行って来ました
ソーシャルディスタンスに関しては
だからここは元々「密」とは程遠く。
この日は約140席あるところにになんと４人
しかもそのうちふたりはどうやら連れ、らしい。
そのふたりはさすがにひとつ席を開けて大体中央にいて、
もうひとりは前の方にいて
で、私が最後列にいると言う・・・・
これで経営は成り立つのかレベルでございました。
そして「二人道成寺」
もうね、圧巻の美
菊之助、たぶんまだ20代です。
で、玉三郎も若い。今よりさらなる絶対王者感むんむん。
しかし、なんざましょ？
「胸を借りる」？「芸の継承」？そんなレビューもあるようですが
そんな事情なぞ、あたしゃ知りませんっ！
もうふたりの姿がどこをどう切り取っても美しい。
そのまま日本人形になるね、うん。
ふたりの踊りがシンクロします。
そしてなんか化学反応、起こしてます。
途中、私、何度もココロの手で拍手をし、
ココロの声で「きゃー♪」て叫びました。
菊之助もすばらしいけれども
玉三郎、やっぱりこの方はすごい。
なんなんだ？あの、「人間じゃない感」は？？
どうしても目で追ってしまう引力は？？
唄と三味線も見事です。ブラボーです。
特に三味線、集団の速弾き、圧巻です。
正味71分、あっつー間でございました。
ちょっと酸欠になりました。
満足です。
やっぱり私は菊之助が好き
実はここのところ、ちと禁断症状、というか、
やっぱり歌舞伎行きたくて行きたくて。
いつもはカレンダー目当てでお正月号しか買わない『演劇界』という雑誌を
ついつい買ってしまい、これまた今月号は写真がいーっぱいでね
それを眺めてはうっとりしている姿を息子に「ヤバい」と言われている母
て、歌舞伎座、８月から公演再開なのですが
四部制やら、役者やスタッフもその都度総入れ替えするやら
演目もアクリル板で仕切られた義太夫や清元中心の
セリフはほとんど少ない踊りもの、とか
もちろん客席もとびとびで、飲食禁止とか
いろいろと対策はしているとの事ではあるのですが
そこは良いとして、私の場合、往復がね。
クルマという選択肢もありますが、そこまでは・・と食指が動かず。
この私が、でございます。
やっとパートも入り始めている時期ですからね、
仕事先やだけではなく地域の係でも多くの乳幼児やお年寄りを相手しますからね、
ここはもうしばらく慎重に行動範囲を広げていきたい所存にござりまする。