“ハンドリングマシン” | ドゥカティ買っちった!第4章 やっぱりフルローン

ドゥカティ買っちった!第4章 やっぱりフルローン

ドカが大好きすぎて、しれぇっとブログ復帰。懲りずに鬼ローンでドゥカティライフを満喫だ!現在の愛車はストリートファイターV4S/SP2、ムルティストラーダV4パイクスピークです!

 

見事な秋晴れ!

芸術や読書もイイけどバイクもイイよ。

 

 

えーっと

少しマニアックなハナシになるので

スポーツ走行にご興味のない方は

寝る準備をしてから見てくださいませ・・・。

 

 

 

先日サーキットで起きた

パニガーレV4Sでのコースアウト。

 

あの瞬間をもっと詳しく理解すべく

ストリートファイターV4SPを走らせました。

 

一般道なのでサーキットのような

速いペースでは走れませんが

それでも何かを学びたくて。

失敗するのは悪い事ではない。

どうしても起きてしまう事だから。

問題なのは失敗から学ばないことです。

 

先日のミス、コースアウトは

ヘタしたら軽いケガではすまないような

大きな大きな出来事。

パニックブレーキもせず脱出できましたが

それも運が良かっただけです。

 

 
さてさて、ストファイV4SP。
やっぱ逸品バイクだなぁ。
乗り手や用途は選ぶかもだけど。
 
軽く・速く・楽しい。
官能的なバイクですコト。
 
低回転域ではツインのようなパルス感で
中回転域ではトリプルのようなトルク感。
高回転域ではヨンパツの突き抜け感。
やはりこのV4エンジンは名機だね!
 
ノーマルマフラーでも
まぁまぁの爆音ではありますが
乗り手を“ハイ”にさせるあたり、
やっぱりドゥカティです。
乗るたびキマっちゃいます。
 
ストファイV4系って
一見ガチャガチャしたスタイルに見えがちですが
実は機能美に溢れているところも好き。
ファッションではなく機能で構成された
これぞ工業デザインの芸術品だ!
 
・・・とまぁ何年経っても
ストファイ愛が止っまらない。
 
 
 
 
語ってないで本題に入ろう・・・。
 
SSとネイキッドのハンドリングの違い。
感覚だけでなく、もっと頭でも理解したい。
 
走り慣れた峠道で
他の走行車がいない事を確認し
少し速めにコーナーに侵入し
少し深めにバンクしてコーナーを曲がる。
 

そしてフルバンクに近い状態で

さらにもう一曲げしてみます。
 
あーやっぱそうだよなぁ。
やっぱりこれか。
 
荷重もだけどポジションの違い
その慣れの問題が大きいな。
 
 
パニガーレV4Sでサーキットを走らせた際に
実は何度かコースアウトしかけてました。
ブレーキングミスもあったけど
それよりも多かったのはコーナーリング。
2、3回あったかな。
 
その時を思い出すと
修正をかけたかったのに曲がらなかった。
これが全てのケースでした。
 
思ったより膨らんだから
もう少し倒して・・・アレレ?
 
速い人発見!
得意のコーナー立ち上がり!
もう少しアクセル開けて詰めるぞ!
ん?膨らんだ・・・アレレ?
 
 
そんなのが多い。
ストファイV4ならできていたことが
パニガーレV4ではできなかった。
 
 
今回峠道で何度か

“もう一曲げ”を何度かテスト。

 

ストファイはハンドル位置が近く

良くも悪くもフロントが軽いから

小さめのアクションでリカバーできる。

 

パニガーレは前傾ポジションなので

ハンドル位置は遠い。

それなのに僕の乗り方は

ネイキッド乗りも混じってるせいで

やはりリア荷重気味。

もっとフロントに荷重をかけないと

バイクへの入力も遅れるし反応も鈍く、

フロントのグリップも引き出せない。

つまり、SS本来の旋回力を引き出せていない。

 

 

パニガーレV4Sで

サーキットに行ったのは3回。

 

1回目より2回目、

2回目よりも3回目の方が

コーナーに侵入する際に

フロントのグリップを

多少は引き出せるようになったけど、

旋回中のポジションやバイクへの入力が

まだまだネイキッド乗りだ。

 

 

誤解のないように書いていきますが

集中して乗れているときは

パニガーレの方がよく曲がるし

コーナーリング性能は上です。

扱いに慣れているストファイは

ハンドリングも軽くて振り回せるけど

コーナーで一定の速度域から

フロントが薄くなって危なくなってくるし、

ブレーキングからコーナー進入の際も

雑な操作をするとフロント荷重が一気に抜け

グリップを失いやすい。

※スリップダウン経験済み、痛かった・・・

 

パニガーレでのコーナー侵入時の

フロントのグリップは抜群、

一次旋回の前後バランスが凄くいい。

開けていく二次旋回のフロントグリップ感も

ストファイよりも情報が豊富。

 

ここらをもっと意識して

SSとネイキッド、パニとストファイで

乗り方・走らせ方をしっかり変えないとだ。

 

サーキットを走らせるなら

全体的にパニガーレV4が速いし

空力的に身体への負担も小さい。

 

でも、タイトコーナーでの切り返しや

コーナーでの修正・リカバーは

ストファイの方が軽くて反応が早い。

 

 

まずはネイキッド乗りのポジションから

SS乗りのポジションに慣れていこう。

雑に乗らずに、フロント荷重を意識しながら。

 

 

 

 

ふぅ。

壮大な独り言をツラツラ書きました・・・。

 

しかし、しかしよ!

今日テストしながら感じたけど

ストリートファイターV4SPのハンドリング、

異常なまでにキレる。

 

レーサー化しているストファイV4Sの方が

リアサスのバネも交換しレートも上げているし

プリもダンパーもセッティングは当然ハード。

 

それに対しストファイV4SPは

リアが低く柔らかめなのに

ハンドリングは超ダイレクトでクイック。

ややハネるしキレすぎるので

扱いやすいとは言わないけど

驚異的なハンドリングの良さ。

 

この動きの要因、

間違いなくカーボンホイールだな。

過去に経験したことのないタイプだもん。

 

 

ストファイV4SPを

サーキットで走らせる予定はないけど

これは相当に速いだろうな。

 

↑で書いたように

ネイキッド特有の弱点はあるけど

タイトコーナーや切り返しなんかは

めっちゃキレるだろうね。

高速コーナーではSSには敵わなくても

長所短所を理解・把握していれば

面白い走りができそうだ。

 

 

いやぁバイクって面白いわぁ。

ホントに面白い!

身体で感じていくのはもちろんだけど

頭で学んでいくのも楽しいよ!

 

 

そうそう、まだ溝はあるけど

リアタイヤがトンガってきた。

この写真じゃ分かりにくいか・・・。

 

 

ただでさえキレるハンドリングなのに

余計にパッタパタ寝るわ。

 

交換までもう少し走るけど

タイヤは注文しました。

 

ピレリ ロッソコルサⅣ

クワトロ、と読むんだったかな。

 

パニ/ストファイV4系のエンジンである

デスモセディチストラダーレも

開発段階ではクワトロフォルマッジとか

そんな名前じゃなかったかな。

4種のチーズ、ピザでもあるよね。

まぁソレはヨシとして。

 

ロッコルクワトロ。

バリバリの新型タイヤなので

すごく興味がありますね!

タイヤの進化ってスゴイですから。

まぁコルサの名前がついている以上、

どぉぉせかなりのハイグリップタイヤで

どぉぉせ1000キロ交換でしょうね。

 

 

カタログではストファイでの肘擦り姿!

イロイロと攻めすぎ(笑)

 

↑の人に言いたい。

アエラの可変ハンドルで

ハンドル幅と角度を変えれば

もっと乗りやすくなるよ、と。

最強のネイキッド
ハンドリングマシンになるよと。