いや～長かった！
正式発表からどれくらい経ったのだろう。
デザートXが納車されました！
街中、高速、峠、悪路などなど
計200キロほど走りました。
ガソリン満タン法計算での
リアル燃費はリッター18.2キロ。
※メーター表記は20キロと表記
テストを含め元気に走ったからか
あまり伸びませんでした。
大人しく走れば20キロくらいだと思う。
さてさて。
長くなりそうなので
先に結論を書いておきますが
予想以上の完成度とニヤつく楽しさ。
ある意味スーパースポーツバイクだし
今までのドゥカティには無かった
新しい価値を感じました。
ｵﾒﾒ可愛い。
さぁて、何から書こうかなぁ。
細かくマニアックに書いていきますよ～！
まずは足つきからにしよう。
これが思いの外悪くないんです。
ローシートを装着しているのと、
↑リアサスのプリロードを全抜き。
ここまでやっちゃえば
身長170cmあれば普通に乗れちゃいます。
少なくともパニV4S/2022よりは
足つきはいいです。
Lツインエンジンで細身なのと
地面まで足がまっすぐ下りるので
シート高の数値ほど悪くはないです。
跨るときに先にステップに乗る
いわゆるオフ乗りをしなくても
普通に跨ることができるし
跨ったままスタンドを払えました。
※身長172cm/メタボ
プリを全抜きにしなくても
3回転抜きくらいで十分かも。
納車時は6回転戻しで全抜きでした。
むしろ抜きすぎたのか、
勢いよく跨った際にリアサスが沈み過ぎて
サイドスタンドが突っ張って危なかった。
跨った感じ、車体は結構軽く感じたかな。
200キロあるようには思えないなぁ。
燃料も満タンなのに。
重量に気を使っているのか、
バッテリーは最初っからリチウムらしいです。
スゴイじゃん！
走りだしてすぐ感じたのは
エンジンの扱いやすさ。
もはやLツインエンジンに悪癖などない。
見事なまでに制御されていて
極低速でも扱いやすくギクシャクもしない。
クラッチも軽くて負担も少ないです。
低い回転域でもよく粘るので
昔のLツインみたいにギクシャクしたり
エンストしそうな怖さなど全くない。
街中は何速で走らなきゃ！とか
難しい事考えなくても感じるままに
いい意味でテキトーに乗れちゃう。
クイックシフターをさっそく試しましたが
普通に使えるものの、一世代前のモノです。
一世代前というか低コスト版とも言えるのかな。
パニV4SやストファイV4Sなどの
ハイエンドモデル達のシフターは
ﾊﾟﾌﾝと滑らかな極上タッチで
電光石火のシフトチェンジ。
デザートXのシフターはｶﾞﾁｬﾝ系で
やや重さもあり低速域ではショックを伴う。
ある程度速度域が高くなれば
普通に使えるものの、パニ系には程遠い。
やはりパニ/ストファイは別格です。
デザートXに話を戻します。
信号待ちでの熱に関しては
熱いとはまったく思いませんでした。
ただし薄手のレザーパンツだったので
熱はやや感じにくい素材ではありましたけど。
オフ系のソフトな足なので
乗り心地自体は快適ですが
その分車体は良く動くので
雑な操作をすると身体は揺すられます。
オンロードでの快適性は
さすがにムルティには敵いませんね。
街中はツーリングモードで走りましたが
特に何も違和感はありません。
多少のダルさはあるものの、
スポーツモードに上げたくなることもなく
ウェットモードに落とそうとも思わない。
街中はツーリングモードが良さそうだ。
あ…アーバンモード試してないや。
明日試そう。
※追記
アーバンモードを試しましたが
排気量が200くらい落ちた？かの如く
扱いやすくなりましたが
スポーツモードとのギャップが大きすぎて
好みが分かれる感じでした。
僕はツーリングモードくらいが好き。
ポジションにもとくに違和感はない。
ローシートですが肉厚で快適！
ハンドルバーがもう少しだけ
近い方がいいかなと思ったものの
スタンディングを考えるとこれくらいがイイ。
スマホに慣れてるからか
縦型メーターも見やすかった。
街中の印象としてはこんな感じで
足つきも問題なかったうえに
エンジンも扱いやすく、熱くもない。
操作系も全体的に軽い・・・などなど
ビッグオフというジャンルに
若干ビビっていたﾎﾞｸですが
拍子抜けってなくらい乗りやすかった！
さてさてお次は峠道、
慣れ親しんだLツインエンジンの本領発揮！
しかぁし！
次の記事で書きます。
ね、眠い・・・。
街乗りが快適だったとはいえ
初心者さんや初ドゥカティとしては
デザートXはややハードルが高いかな。
そのあたりも次回書いていきます。
～その②へ続く～