ソロクロスカントリー飛行は5時間必要で、その内一回は150nm以上で1区間が50nm以上と言う長距離飛行があります。
そのエアポートへは行った事はあるけど、これといった目立った建物もなく森林が続いてる田舎なのでチェックポイントが見つけにくく簡単に迷子になるようなところです。
フロリダはそろそろ梅雨の季節(こちらでは夕方に突然のサンダーストーム)

昼間は晴れてても急にストームがやってくるパイロットにとっては危険な夏がやってきました。
こういう日は飛べません。

本当は火曜日の予定だったんだけど、最高な天気だったんだけど。。。。
CJが急にお客さんをバハマに連れて行くことになり、レッスンはすべてキャンセル。
週に2回しかオーランドに来ないのに、こうやってよくキャンセルするからみんな、なかなかライセンスが取れないんだよ。
昨日の朝、ついに決行することになり前日に最終チェックをスタバでじっくりと。
気持ちがよかったのでほとんど居眠りと人間ウォッチング

最近集中力が30分も持たない。(^▽^;)

8時にエアポート入りが起きれず、9時に変更してもらい。(出発前にインストラクターのサインがいるのです)エアポートに向かいましたが雲が多い上にシーリングが低い

2000フィートもないかも。
嫌な予感が。。。

CJに今日はVFR(Visual Flight Rules)に適してないからダメだと言われました。

TAF(Terminal Forecast)を見ると昼からなんとか飛べそうかもしれないけど今は無理。と。
一番に思った事、
早起きしたのにーーーーー!こんなことなら昼まで寝てればよかった!!起きる時にベッドの中で何回もウェザーを確認してCJにもテキストして、とりあえず行くことなったのです。
オフィスでフライトプランなどを見ながら話を。その内ジョンもレッスンに来てランチを食べに行ったりダラダラと過ごして、なんだかどうしても今日中に済ませたくなり飛べるようにCJにお願いしたりしてました。
やっと。。。。5時半から飛べるシーリングになりました。

さっさとPreflightを済ませて強いクロスウィンドの中なんとか飛び立って、Leesburgの近くで写真を。
ほんとはソロフライト中は写真撮影はしない方がいいんだけどせっかくの記念なので。

なんだかクリアじゃないなぁ。

と、思いつつJacksonvilleアプローチにコンタクトを取る為に4500フィートまで上昇。
なんと。。。。ほとんど何も見えない。Haze(もや)? Fog(霧)?
仕方がないので3000フィートまで降りて来てコンタクトを。
VFRでGainesvilleまで行くことを伝えて、Flight Followingを開始。
3000フィートでもあたりは真っ白なので地上がうっすらとしか見えない。チェックポイントも探せない。
iPadと、この機についてるしょぼいGPSだけが頼り。しっかりとコース上を進んでることは確認できて、計器もすべて安定。
でもトラフィックが全く見えないから危ない。
普段はあまりじっくり物事を考えない私が、この時ばかりは一生懸命考えました。
これってVFRフライトにならないから違法じゃないか。。。生徒がしかもソロでこういう状況を飛んでもよかったっけ?とか。
考えた末、Jacksonvilleアプローチに視界が悪いので2000フィートまで下がってもよいかリクエストを入れることにしました。
そしたら3000フィート以上じゃないとレーダーに入らないからFollowingしてあげられない。と言われました。
えーと、そしたらどうしよう。
それでもVFRフライトが最優先だと考えて VFRフライトにするので 2500まで下がります。と返事をして下降しました。
それでもまだ視界がよくならないので2000近くまで下がったらやっと見えました。

GPSにある池も見えた!

夕日のせいもあって西側はほんとうに見にくい。
GPS通りにGainesvilleエアポートも見えて来てタワー交信開始。ちょっと緊張。(゚ー゚;
でもタワーの人がとてもクリアでわかりやすく、向こうも私の言う事を間違ったとこもあったのにあっさりと理解してくれてうまく着陸できました。
パーキング係の子が誘導に来てくれて、ボトルのお水までくれて、そのままゴルフカートでオフィスに乗せてくれました。その時に、色々話をしたら彼は”僕もStudent Pilotだけど、よくこんな煙だらけの空をフライトできたよね”というのでよくよく聞いてみると森林火災があって今日はウェザーではVFRと出てるけど、みんなIFR(Instrument Flight Rules)の天候だと言ってるよ。
でも君のインストラクターにはこのこと言わない方がいいよ。絶対怒られるからって。

嘘を言ってあとでバレると嫌なので正直にCJに電話しました。
”視界が悪くなったらそのまま進まずにUターンして帰ってくるようにって言ったよね!危ないなぁ。どっちみちそこから帰ってくるのも同じことだから、次の目的地へ、気をつけて行くように。なんとか2000フィート以上を保って飛べるといいんだけど。。。”
気合いを入れてそこからCrystal Riverエアポートへ出発!

わかりやすい滑走路。周波数をグラウンドに切り替えるのを忘れてタワーのままで離陸申請!

同じような視界。うーん。だんだん慣れて来た。iPadのGPSが使えなくなった事を想定して、しょぼいGPSとFlight Followingのみで行くことにしました。
Jacksonvilleアプローチにコンタクトを取ると、私の733キロ、チャーリーのキロが何度言ってもゼロに聞こえると言い続ける。

耳の悪いおじさんだね。(人のせい)(`∀´)
そして、なんと。。。。”今、忙しいからVFRで飛んで”とあっさり私を放棄。

おじさーーーーん!!
携帯を見たら電波が入ってたのでCJに
”アプローチが、私を放棄したーー!彼はBull Shitだよ!”とテキストしたら
”フライト中はテキストしない!!でも。。。ちゃんとStudent Pilotって
言った?”と返事が。
そういえば言ってない。その言葉はまだ使った事がありません。言う事が多すぎていつもうっかり忘れてしまうんだよね。

おかげでしょぼいGPSを見ながら進む事に。
しばらくトラフィックに気をつけながら飛びました。
な、な、なんと。。。。コースに海はないのに海に向かって一直線に飛んでいるーーー!((((((ノ゚⊿゚)ノ
しょぼいGPSは、どれくらいコースをはずしてるのかはいまいちわからない。
iPadを見てみると、おぉーーー!南に向かうはずが、西へ一直線!( ̄□ ̄;)
計器をちゃんと見てなかった証拠ですね。
やばいとこでした。
無事にCrystal Riverエアポートへ到着。ラジオでウェザーを聞くのも忘れた為、上空を旋回して風向きを確認してタッチアンドゴー。
そのまま、まっすぐに帰ったらCJは帰らずに待っててくれました。
反省点がたくさんあったロングクロスカントリーだったけど、とても充実していて楽しかったです。

先月免許を取ったCJの生徒は私と同じコースでGainesvilleに行く途中に道に迷って入ってはいけない区域のMOA(ミリタリーの空域)に入って行ってFAAから連絡も来て大変だったそうです。
私だったら、グリーンカードを取られて日本に強制送還??アメリカなだけにありえそうで怖いです。