今日、野生動物を見守っている方の動画を初めて見た

身近ではあっても野生動物は野生を生きている。

 

彼らを遠くから見守るのは構わないけれど

名前まで付けて声を掛けたり、近くによっても逃げない程

人間に慣れさせるのとでは意味合いが違う。

 

それが原因とは言い切れないけれど

まだ親離れ前の子狐がクルマとの接触事故で死んでしまったとのこと。

 

その遠因は人を恐れないキツネにしてしまったことではないかと

婆ぁの老婆心である。

 

野生動物が出没する地域は、もともと彼らの領域を

人間が侵略したのだからこちらが遠慮するのが筋であるので

安全に留意するのは言うまでもないが…

 

見守る主に同情するコメントの渋滞に

ちょっとモヤった。

 

これが熊だったりしたらもっと悲惨な事態になる。

ある一線を越えた熊は駆除対象となってしまうのだ。

一時的な親切心や好奇心でしたことが

命を奪ってしまう結果を招く。

 

野生動物には畏敬の念をもって見守りたい。

彼らの生き方を私達人間はもう充分に蹂躙している。

 

そもそも自分たちが追いやったものたちを

見守るっていうのが、おごりだよね。

 

贔屓の引き倒し

過保護、過干渉の弊害

 

人間同士の距離感にも同じようなことってあるかも

 

そういう意味のソーシャルディスタンスって

再考の余地があるかもね。